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J-GLOBAL ID：202002286307175839   整理番号：20A0555763

有機分子がつくるスピン流

著者 (1件)： 中惇 (早稲田大 高等研)
資料名： 現代化学  (Chemistry Today)
号： 588  ページ： 42-46  発行年： 2020年03月01日 
JST資料番号： L4439A  ISSN： 0386-961X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・電子が電荷に加えて持つ「スピン」と呼ばれる小さな磁石の性質について解説,電流とスピン流について図示。
・スピン流を作る「スピンホール効果」と原子核と電子間に働く電磁気学的な力「スピン軌道結合」について図示。
・κ-(BEDT-TTF)₂Cu[N(CN)₂]Clの結晶構造と反強磁性状態を図示,新しい性質を解説。
・分子の方向と飛び移り積分,分子方向とスピン整列から生じるスピン流生成の機構を説明,スピントロニクスの材料の裾野を拡大。

シソーラス用語： *有機化合物 ,  *スピン流 ,  Hall効果 ,  スピン-軌道相互作用 ,  結晶構造 ,  反強磁性 ,  スピン整列 ,  *スピントロニクス ,  L-S結合 ,  オレフィン化合物 ,  硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： スピンHall効果 ,  スピン・軌道結合

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： BEDT-TTF

タイトルに関連する用語 (2件)： 有機分子 ,  スピン流