抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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研究論文要約は,学術的書込みの重要なジャンルを構成し,グローバル化した学術的な世界で目を引く役割がEAPの研究者に因って認められている。これらの研究者の多くは,この特定分野の構造的収束の検出に関心を持っているものの,顕著性を主張する著者らの努力から生じる可能性がある構造的発散にあまり注意を払っていない。本研究は,その特異な顕著性が特異な賞によって公に称賛された研究論文の要約であるイグ・ノーベル賞を分析することで,後者の問題に取り組んだ。多視点比較コーパス分析に基づき,本研究では,(1)イグ・ノーベル賞受賞者と非受賞者の要約の両方が,学術ゲートキーパによって設定されたルールに厳密に従っていること,(2)それらの間の唯一の明白な違いは,受賞者に因る明らかに非従来的なトピックの選択であること,そして(3)これら2つの特性の複合効果により,文学/言語学者が「滑稽」,「創造的」,または「スキーマリフレッシュ」に関連した文章を生み出したことを示した。(翻訳著者抄録)