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J-GLOBAL ID:202002286557800985   整理番号:20A1013892

肝細胞癌患者におけるニューロメジンUの予後値【JST・京大機械翻訳】

The prognostic value of neuromedin U in patients with hepatocellular carcinoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-11  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ニューロメジンU(NMU)はニューロメジンファミリーに属する神経ペプチドである。最近,NMUといくつかの癌の間の有意な関連が報告されている。しかし,NMUと肝細胞癌(HCC)の間の関係を調べた研究はない。本研究の目的は,HCCにおけるNMUの役割を調べることであった。酵素結合免疫吸着検定法を用いて,肝血管腫およびHCC患者の血清中のNMU蛋白質のレベルを測定した。NMUとサイトカインmRNA発現は,RT-qPCRによってHCCサンプルで評価した。228のHCC腫瘍周囲および腫瘍内組織から成る組織マイクロアレイを用いて,免疫組織化学的分析によりNMU発現を検出した。NMU発現と全体的生存(OS)と無病生存(DFS)の間の関連を,Kaplan-Meier曲線,ログランク検定,およびCox比例ハザードモデルによって分析した。NMU蛋白質のレベルは,HCC患者の血清で増加した(p=0.006)。NMUは肝細胞またはHCC細胞よりもむしろ細胞間空間で発現した。腫瘍周囲組織における高いNMU発現を有するHCC患者の予後は,低いNMU発現を有する患者のそれより有意に劣っていた(OS:P=0.002,DFS:P=0.033)。腫瘍周囲のNMU発現は,OSに対する有意な独立予後因子であった(ハザード比:1.541,95%信頼区間:1.092-2.175,p=0.014)。NMU発現のレベルは,HCC組織におけるM2マクロファージ比率および2型炎症性サイトカインのレベルと明らかに関連していた。NMUはHCC患者のための新しい予後バイオマーカーとして役立つ可能性があるが,将来の更なる検証が必要である。M2マクロファージの活性化と2型炎症反応は,HCC患者におけるNMUの役割に関与する可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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消化器の腫よう 
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