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J-GLOBAL ID：202002286596328164   整理番号：20A0198456

ラットにおけるペニシリン誘発てんかん様活性に対するビタミンD_3およびパリカルシトールの効果【JST・京大機械翻訳】

The effect of vitamin D₃ and paricalcitol on penicillin-induced epileptiform activity in rats

著者 (2件)： Sumbul Orhan (Department of Neurology, Faculty of Medicine, Tokat Gaziosmanpasa University, Tokat, Turkey) ,  Aygun Hatice (Department of Physiology, Faculty of Medicine, Tokat Gaziosmanpasa University, Tokat, Turkey)
資料名： Epilepsy Research  (Epilepsy Research)
巻： 159  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3270A  ISSN： 0920-1211  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： てんかんは,人間の生活をかなり損なう発作により特徴付けられる疾患である。ビタミンDは代謝に対して異なる全身効果を有し,その欠損はてんかん患者の間で高い罹患率を有することが知られている。ビタミンD受容体アゴニスト,パリカルシトールは比較的少ない副作用を有する。本研究は,ペニシリン誘発てんかん型活性に及ぼすビタミンD_3(コレカルシフェロール)とパリカルシトールの抗けいれん作用を調査することを目的とした。体重180~240gの雄Wistarラット21匹を用いた。1.25g/kgウレタン腹腔内(i.p.)により麻酔した後,ラットを定位フレームに置き,三極電極を頭蓋に置いた。左感覚運動皮質へのペニシリン(2.5μl,500IU,i.c)の単回注射はてんかん様活性を誘導した。60.000IU/kg(i.p.)ビタミンD_3の単回投与を,腹腔内ペニシリン(500IU)注射の14日前に投与した。パリカルシトール(10μg/kg,i.p.)を,腹腔内ペニシリン(500IU)投与の30分前に投与し,180分後に記録した。ビタミンD_3前処理とパリカルシトールは,ペニシリン注入群と比較して振幅を変化させることなくてんかん様活性の頻度を減少させた(p<0.001)。ビタミンD3前処理とパリカルシトールはペニシリン誘導てんかん型活性の開始において重要な遅延をもたらした(それぞれp<0.001とp<0.05)。ビタミンD_3は,パリカルシトール群と比較してペニシリン誘導てんかん活性の潜時を増加させた(p<0.001)。結果は,ビタミンD_3とパリカルシトールが,頻度を減少させ,ペニシリン誘発てんかん活性の潜伏期を増加させたことを示す。ビタミンD_3は,パリカルシトールより効果的であった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ビタミンD受容体 ,  *ラット ,  定位 ,  *ビタミンD ,  発作 ,  副作用 ,  脳波 ,  *てんかん ,  単回投与 ,  前処理 ,  腹腔 ,  抗痙攣作用 ,  *ペニシリン類
準シソーラス用語： Wistarラット ,  アゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 脳波 ,  パリicール ,  ペニシリンてんかんモデル ,  ラット ,  ビタミンD_3

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ラット ,  ペニシリン ,  誘発 ,  てんかん ,  活性 ,  パリカルシトール