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J-GLOBAL ID:202002286684150214   整理番号:20A2056877

ASCは血小板活性化を制御し,NLRP3インフラマソームとは無関係に血栓形成に寄与する【JST・京大機械翻訳】

ASC regulates platelet activation and contributes to thrombus formation independent of NLRP3 inflammasome
著者 (11件):
資料名:
巻: 531  号:ページ: 125-132  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血小板は血管ホメオスタシスと血栓症の重要なメディエーターであり,炎症の発症にも寄与する。NLRP3インフラマソームはNLRP3,ASC及びカスパーゼ-1から成るサイトゾル多蛋白質複合体であり,IL-1β仲介炎症を調節する。血栓症の2つのマウスモデル(すなわち,中大脳動脈と下大静脈の閉塞)を用いて,著者らは,野生型(WT)とIL-1β-/-マウスと比較して,ASC欠損(ASC-/-)マウスにおいて血栓形成が有意に増強されることを見出した。ASC欠損は血液凝固パラメータ(すなわち,プロトロンビン時間[PT]および活性化部分トロンボプラスチン時間[APTT])に影響しなかった。WTマウスの血小板はASCを発現するが,NLRP3もカスパーゼ-1も発現しない。ASC欠損は,血小板においてGPVIアゴニスト(コラーゲン関連ペプチド[CRP])に応答してP-セレクチンとGPIIb/IIIaの発現を有意に増強したが,トロンビンではそうではなかった。CRPは,WT血小板においてASCスペック形成を誘導した。ASC欠損は血小板におけるサイトゾルCa2+上昇とERK1/2とAktのリン酸化も増強した。著者らの結果は,ASCが血小板におけるGPVIシグナル伝達を負に調節し,NLRP3インフラマソームとIL-1βに非依存的に血栓形成を増強し,炎症と血栓症の間の関連に新しい洞察を提供することを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞構成体の機能  ,  線維素溶解・血液凝固 
タイトルに関連する用語 (4件):
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