文献

J-GLOBAL ID：202002286878222663   整理番号：20A0533592

骨粗鬆症患者における骨折予測のためのμCTとフラクタル次元の使用【JST・京大機械翻訳】

The use of μCT and fractal dimension for fracture prediction in osteoporotic individuals

著者 (5件)： Arnold Emily L. (Cranfield Forensic Institute, Cranfield University, Shrivenham, UK) ,  Clement John (Melbourne Dental School, University of Melbourne, Australia) ,  Rogers Keith D. (Cranfield Forensic Institute, Cranfield University, Shrivenham, UK) ,  Garcia-Castro Fabio (QUIBIM S.L., Valencia, Spain) ,  Greenwood Charlene (School of Chemical and Physical Sciences, University of Keele, UK)
資料名： Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials  (Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials)
巻： 103  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2351A  ISSN： 1751-6161  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨粗鬆症(OP)は,股関節,脊椎および手首において一般的に関連する骨折部位を伴う広範囲の状態である。本研究では,骨質を示すパラメータ(骨密度(BMD)のような従来の臨床パラメータと有限要素解析により決定された見かけのYoung率)を比較することにより,骨の質に及ぼす年齢と骨粗鬆症の影響を調べた。非骨折サンプルを83人のドナー(44人の男性,39人の女性)の大腿骨頭から採取し,骨折サンプルを17人のドナー(女性)の大腿骨頭から得た。ミクロ構造パラメータ(骨容積/総容積[BV/TV],骨表面/骨容積[BS/BV],組織微小密度[TMD])を,各試料のμCTおよび2Dおよび3Dフラクタル次元(それぞれD2DおよびD3D)から測定した。立方体をμCT画像から撮影し,等方性六面体要素を各ボクセルに割り当てた。有限要素解析を用いて各試料のYoung率を計算した。全体として,微細構造特性,フラクタル次元測定およびYoungModulusの値は文献内の値と一致した。非骨折男性と女性に対する年齢とBV/TVの間,および同じグループに対する年齢と体積BMD(_vBMD)の間に有意な相関が観察された。有意差は,BV/TV,BS/BV,_vBMD,TMD,D2D,D3D(すべてに対してp<0.01)に対する年齢一致非骨折と骨折女性の間に存在した。年齢に依存しない性質は,年齢がマッチした非骨折と骨折標本の間で有意に異なり,OPが疾患であり,加速された老化過程ではないことを示している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 微細構造 ,  *骨折 ,  股関節 ,  脊柱 ,  男性 ,  女性 ,  等方性 ,  Young率 ,  骨密度 ,  ドナー【臓器移植】 ,  ボクセル ,  二次元 ,  *骨粗鬆症 ,  *フラクタル次元 ,  三次元

著者キーワード (5件)： 骨μCT ,  骨粗鬆症 ,  大腿骨頭 ,  有限要素解析 ,  フラクタル次元

分類 (1件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 骨粗鬆症 ,  患者 ,  骨折 ,  予測 ,  μCT ,  フラクタル次元