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J-GLOBAL ID:202002286882629270   整理番号:20A1274544

脳カンナビノイドCB1受容体の刺激は自然発症高血圧ラットにおける高血圧を改善できる【JST・京大機械翻訳】

Stimulation of brain cannabinoid CB1 receptors can ameliorate hypertension in spontaneously hypertensive rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 1254-1262  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0759A  ISSN: 0305-1870  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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交感神経-副腎髄質系の過剰な活性化は,本態性高血圧の誘発と維持において病原性の役割を果たす。著者らは以前に,正常血圧ラットにおいて,脳室内(i.c.v.)投与した神経ペプチド,corticoトロピン放出因子およびボンベシンが交感神経-副腎髄質系の活性化を誘導し,脳カンナビノイドCB_1受容体がこの活性化を負に調節することを報告した。本研究では,自然発症高血圧ラット(SHR),本態性高血圧症の動物モデル,およびWistar-Kyoto(WKY)ラットの正常血圧コントロールにおける脳CB_1受容体刺激の血圧および交感神経副腎髄質流出に対する影響を検討した。ウレタン麻酔(1.0g/kg,i.p.)下の18週齢のSHRおよびWKYラットにおいて,SHRは,WKYラットより有意に高い収縮期,平均および拡張期血圧および血漿ノルアドレナリンおよびアドレナリン,および低い心拍数を示した。アラキドニル2′-クロロエチルアミド(ACEA,CB_1アゴニスト,1.4μmol/動物,i.c.v.)の単回投与は,賦形剤(N,N-ジメチルホルムアミド)処理SHRと比較して,SHRにおける平均および拡張期血圧およびノルアドレナリンの血漿レベルを有意に低下させた。これらのACEA誘導減少は,リモニバント(CB_1アンタゴニスト,300nmol/動物,i.c.v.)による中心前処理により消失し,それはSHRの血圧または血漿ノルアドレナリンとアドレナリンレベルに有意な影響を示さなかった。一方,ACEAはWKYラットにおいて血圧又は血漿ノルアドレナリン及びアドレナリンレベルに有意な影響を及ぼさなかった。これらの結果は,脳CB_1受容体の刺激が正常血圧条件下で血圧に影響することなく,交感神経流出の増強を伴う高血圧を改善することを示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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