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J-GLOBAL ID:202002286996441873   整理番号:20A0193646

太平洋カキCrassostrea gigasの顆粒球において高度に発現される膜結合ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ【JST・京大機械翻訳】

A membrane-bound dopamine β-hydroxylase highly expressed in granulocyte of Pacific oyster Crassostrea gigas
著者 (15件):
資料名:
巻: 104  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0151A  ISSN: 0145-305X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ(DBH)はドーパミンをノルエピネフリンに変換する重要な律速酵素の1つである。それは,カテコールアミン作動性ニューロン系だけでなく,免疫細胞においても位置し,脊椎動物の免疫応答において役割を果たす。しかしながら,免疫系におけるDBHの機能に関する知識は,無脊椎動物においてまだ非常に限られている。本研究において,7つのメンバーを有するDBH遺伝子ファミリーをCrassostreaギガスゲノムからスクリーニングして,種々の組織におけるそれらのmRNA発現を記録した。それらの中で,カキ血球における高い発現レベルを持つ1つのDBH(CgDBH-1と命名)をさらに特性化した。CgDBH-1の推定アミノ酸配列は膜貫通ドメインを含むと予測され,ハツカネズミ及びHomo sapiensのそれとそれぞれ30.1%及び30.9%の類似性を共有した。CgDBH-1は系統樹においてAplysia californicaからDBHと密接にクラスター化された。CgDBH-1(rCgDBH-1)の組換え蛋白質はノルエピネフリンを合成するために有意な酵素活性(0.54±0.019pmol L~(-1)min-1)を示した。重要なことに,CgDBH-1のmRNA転写物はカキ血球において高度に発現され,最も高い発現レベルは3つの型の血球の間の顆粒球で観察され,それは顆粒球におけるそれの8.18倍(p<0.01)であった。さらに,血球におけるCgDBH-1の発現は免疫応答の後期段階で有意に増加した。CgDBH-1蛋白質は主に顆粒球の顆粒と小胞体(ER)と共局在した。これらの結果は,CgDBH-1が,無脊椎動物における神経内分泌と免疫系の間のクロストークを理解するための重要な洞察を提供する,カキの後期免疫応答に関与する,顆粒球において高度に発現する酵素を合成することを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  個体群生態学 

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