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J-GLOBAL ID:202002287019350167   整理番号:20A0655459

麻酔正常および神経障害ラットにおけるびまん性有害抑制制御の皮質および脳幹機構の研究【JST・京大機械翻訳】

A study of cortical and brainstem mechanisms of diffuse noxious inhibitory controls in anaesthetised normal and neuropathic rats
著者 (2件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 952-962  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2570A  ISSN: 0953-816X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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びまん性有害抑制性対照(DNIC)は内因性下行性疼痛調節の機構であり,慢性疼痛患者の大部分において欠損している。しかしながら,関与する経路は,いくつかの皮質および脳幹構造で部分的に決定されるだけである。本研究では,DNICにおける内側前頭前野の背側網状核(DRt)とinfr(ILC)領域の役割を調べた。in vivo電気生理学を,麻酔下の偽手術およびL5/L6脊髄神経結紮(SNL)ラットにおいて,左後足受容野を有する後角層V/VI広ダイナミックレンジニューロンから記録するために実行した。誘発されたニューロン反応は,コンディショニング刺激(左耳クランプ)の有無において定量化された。偽ラットにおいて,DNICは神経障害ラットにおいて存在しない効果である異所性に適用されたコンディショニング刺激により再現性良く動員された。Intra-DRtナロキソンは,偽およびSNLラットにおいて,動的ブラシに対する脊髄ニューロン反応,穿刺機械的,蒸発冷却および熱刺激に対して影響を及ぼさなかった。加えて,DRt内ナロキソンは偽ラットでDNICを遮断したが,SNLラットでは効果がなかった。Intra-ILCリドカインは,偽およびSNLラットにおいて,動的ブラシに対する脊髄ニューロン反応,穿刺機械的,蒸発冷却および熱刺激に対して影響を及ぼさなかった。しかし,DNICの発現に関しては異なる効果が観察された。ILC内リドカインは,偽ラットにおけるDNICの活性化を遮断したが,SNLラットにおいてDNICを回復させた。これらのデータは,ILCがDNICの仲介に直接関与しないが,その活性化を調節し,DNICにおけるDRt関与がオピオイド作動性シグナル伝達を必要とすることを示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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