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J-GLOBAL ID：202002287035682635   整理番号：20A2494039

素材(木・土)に見る脱炭素化の芽 光触媒技術の内装用抗菌・抗ウイルス建材に向けた展開

Development of photocatalysis technology for interior materials with antibacterial and antiviral effect

著者 (2件)： 鳥山信治 (TOTO) ,  薮田光教 (TOTO)
資料名： 空気調和・衛生工学
巻： 94  号： 11  ページ： 937-941  発行年： 2020年11月05日 
JST資料番号： F0331A  ISSN： 0386-4081  CODEN： KCEKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,光触媒の抗ウイルス効果に対する期待が高まっている。本稿では,内装用途における抗菌・抗ウイルス効果や防臭効果を目的とした光触媒製品の技術開発の現状について詳しく紹介する。抗菌金属を光触媒に担持したハイブリッド光触媒を使用した内装建材は,暗所においても抗菌・防臭性能を示し,紫外光照射下ではさらに高い性能を発揮する。また,可視光応答形光触媒も急速に開発され,それを使用した内装建材は可視光を利用して高い抗菌・抗ウイルス性能を発揮することができる。今後は市場のさらなる発展が予想され,弊社も技術開発と市場拡大に寄与していきたい。(著者抄録)

シソーラス用語： *建築材料 ,  内装材料 ,  タイル ,  *光触媒 ,  光触媒反応 ,  抗細菌作用 ,  抗ウイルス作用 ,  脱臭 ,  便所 ,  臭気物質 ,  アンモニア ,  製品開発 ,  製品設計 ,  性能評価 ,  性能試験 ,  技術進歩
準シソーラス用語： 可視光触媒

分類 (2件)： 用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K) ,  光化学反応  (CB08020F)

引用文献 (3件)：

• 光触媒工業会編:2018年版 光触媒事業市場調査,2019年
• 橋本和仁:感染症・シックハウス対策と太陽光水素生成のための-可視光応答形半導体光触媒,第16章,2012年,技術教育出版
• 薮田光教ほか:ハイブリッド光触媒タイルによるトイレのアンモニア臭気抑制効果,2016年度日本建築学会大会要旨集,2016年

タイトルに関連する用語 (11件)： 素材 ,  木 ,  土 ,  脱炭素化 ,  芽 ,  光触媒 ,  装用 ,  抗菌 ,  ウイルス ,  建材 ,  展開