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J-GLOBAL ID：202002287114329877   整理番号：20A2498711

A_2AgCrCl_6(A=Li,Na,K,Rb,Cs)ハロゲン化物二重ペロブスカイト:応用可能な光学特性を有する遷移金属系半導体材料系列【JST・京大機械翻訳】

A₂AgCrCl₆ (A = Li, Na, K, Rb, Cs) halide double perovskites: a transition metal-based semiconducting material series with appreciable optical characteristics

著者 (1件)： Varadwaj Pradeep R. (Department of Chemical System Engineering, School of Engineering, The University of Tokyo 7-3-1, Tokyo 113-8656, Japan. [e-mail] [e-mail])
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 22  号： 42  ページ： 24337-24350  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタGGA SCAN-rVV10を用いて,立方晶および六方晶A_2AgCrCl_6(A=Cs,Rb,K,Na,Li)の幾何構造,電子状態およびバンド構造を理論的に調べた。最適化した格子密度は,立方晶-A_2AgCrCl_6で2.68と4.08gcm-3の間で変化し,0.66~0.69eVの範囲で基本的な電子バンドギャップ(直接)を示した。六方晶A_2AgCrCl_6の細胞密度は2.97~3.93gcm-3であったが,間接バンドギャップは0.93~1.02eVであった。A_2AgCrCl_6の価電子帯極大と伝導バンド最小値は本質的にCr(3d)特性であることが確認されたが,Cl(3p)の軌道状態からVBMへの寄与も顕著であった。立方晶A_2AgCrCl_6(A=Cs,Rb,K)を,種々の形状ベース指数(すなわち,八面体因子,許容因子,および大域的不安定性指数)を用いて評価した,純粋なペロブスカイト化学量論を有することを確認した。これはA_2AgCrCl_6(A=Na,Li)ではそうでないので,CrCl_6八面体の臨界歪とセル体積の有意な減少を引き起こすNaとLiカチオンの小さいサイズによるものであった。しかし,すべての5つのA_2AgCrCl_6は,誘電関数,吸収係数,光伝導,反射率,およびTaucスペクトルにおける振動子ピークの性質を含むほぼ類似の光学特性を示した。屈折率のゼロ限界は,立方晶および六方晶A_2AgCrCl_6に対して,それぞれ,2.25および2.00付近で計算され,そして,消衰係数は,すべての場合に対して非常に小さかった。立方晶と六方晶Cs_2AgCrCl_6の本研究で議論した光学バンドギャップと遷移ピークの性質は実験と良く一致した。フォノンバンド分散の検討は,立方晶-A_2AgCrCl_6(A=Cs,Rb)が動的に安定な全系列の唯一のハロゲン化物二重ペロブスカイトであるという結論を導いた。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 屈折率 ,  *光学的性質 ,  最適化 ,  反射率 ,  フォノン ,  *ナトリウム ,  *リチウム ,  *ハロゲン化物 ,  伝導バンド ,  スペクトル ,  カチオン ,  立方晶系 ,  六方晶系 ,  価電子バンド ,  誘電関数

分類 (5件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  触媒の調製  (CB06110P) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (10件)： Na ,  Rb ,  Cs ,  ハロゲン化物 ,  二重ペロブスカイト ,  応用 ,  光学特性 ,  遷移金属 ,  半導体材料 ,  系列