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J-GLOBAL ID：202002287346106311   整理番号：20A1159722

超音波振動を併用した薬液注入工法

New Chemical Grouting Method Using Ultrasonic Vibration

著者 (5件)： 森河由紀弘 (名古屋工業大学 社会工学専攻) ,  本谷洋二 (三信建設工業(株)) ,  岡田宙 (東興ジオテック(株)) ,  野口好夫 ((株)人材開発支援機構) ,  石田明人 (東陽工業(株))
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 69  号： 1  ページ： 63-68(J-STAGE)  発行年： 2020年01月15日 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学溶液注入法により改良材を地盤に注入することにより,地盤の間隙における閉塞の発生により地盤の透水性が低下する。地面の透過性は,化学溶液の浸透範囲と改良体の品質に大きく影響する。言い換えると,化学注入法における地面の透過率の減少を防ぐことは非常に重要である。そこで,本研究では,化学溶液を注入する際に超音波振動を適用することにより,地盤の透水性の低下を防止する新しい化学注入工法を開発した。結果として,著者らの以前の研究室と現場検証において,地盤の透水性の減少を防止することができ,また,改良体の直径と品質は,化学溶液を注入するとき,超音波振動を適用することによって改善されることがわかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超音波振動 ,  注入工法 ,  *土壌改良 ,  透過率 ,  透水性 ,  *薬液注入 ,  性質 ,  地盤 ,  溶液成長 ,  大地
準シソーラス用語： 透過性 ,  化学溶液法 ,  地面

著者キーワード (1件)： 化学注入工法 土壌改良超音波振動

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (4件)：

• 1) K. Maeda and A. Kondo, “Effects of grading shape on internal erosion focusing pore structures and finer dynamics”, Journal of JSCE (A2), Vol. 70, No.2, pp. I_507-I_517 (2014).
• 2) Honda Electronics Co., LTD, “Ultrasound handbook”, pp.132-138, (2007).
• 3) Japan Grouting Association, “Chemical grouting method design documentation”, p.35, (2013).
• 4) Japan Grouting Association, “Kôkyû gurauto chûnyû kôhô sekô shishin”, pp.27-28, (2012).

タイトルに関連する用語 (3件)： 超音波振動 ,  併用 ,  薬液注入工法