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J-GLOBAL ID:202002287360990035   整理番号:20A0683742

重症多発外傷患者の血清サイトカインと予後に対する常温の影響【JST・京大機械翻訳】

The effects of induced normal temperature on serum cytokines and prognosis of patients with severe multiple injury
著者 (9件):
資料名:
巻: 40  号: 18  ページ: 2597-2600  発行年: 2019年 
JST資料番号: C2430A  ISSN: 1001-9448  CODEN: GUYIEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】重症多発性外傷患者の血清における腫瘍壊死因子-α(TNF-α)およびインターロイキン-6(IL-6)の水準および予後に及ぼす常温の影響を調査する。【方法】重度多発性外傷患者116例,損傷重症度スコア(ISS)>24点,損傷原因。78例が交通事故,12例がナイフ刺傷,16例が落下損傷,10例が工学事故であった。損傷部位は頭頚部損傷29例,顔面損傷18例,胸部損傷67例,腹部損傷56例,骨盤と四肢損傷45例,体表損傷63例,ショック88例を含んだ。非手術治療32例、介入治療16例、手術治療68例。【方法】正常群40例,亜低温38例,対照群38例であった。直腸内蔵温度監視プローブは、傷後24時間内に温度干渉を行い、常温群及び亜低温群の水循環式制御温度を誘導し、冬眠合剤、氷塗布、静脈点滴氷塩水などの通常の冷却措置を配合した。対照群は体温をコントロールせず、体温は38°Cより高く、通常の方法で体温をコントロールした。正常群の直腸温度(RT)は36.037.0°C,亜低温群は32.035.0°C,27日(平均(60.2±28.0)h)であった。酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を用いて、3群の末梢血清TNF-α、IL-6の創傷直後及び3、5、9日目の動態変化をモニタリングし、3群の患者の合併症及び予後に対して比較分析を行った。【結果】血漿TNF-αおよびIL-6値は,正常群および軽度低体温群において,最初増加し,次に減少し,そして,3,5および9日目の血漿TNF-α値は,対照群より低かった(P<0.05)。9日目のIL-6濃度は対照群より低かった(P<0.05)。合併症は,正常群の電解質障害(x2=10.253,P=0.006)と凝固障害(x2=8.149,P=0.017)の発生率が他の2群より低かった。損傷後3ケ月のグラスゴー予後スコア(GOS)は、常温グループと軽度低体温グループの患者の回復良好率が対照グループより良かった(x2=13.201,P=0.01)。正常群と亜低温群の死亡率は対照群と有意差がなかった(x2=9.240,P=0.322)。結論:重症多発損傷患者では、常温治療を誘導すれば死亡率を低下させ、患者の予後を改善し、合併症の発生率が著しく増加せず、安全性が良好で、臨床に普及できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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循環系疾患の治療一般  ,  疫学 

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