水蒸気爆砕バナナからのヘミセルロースの分別と構造特性化【JST・京大機械翻訳】

Tiappi Deumaga Mathias Florian; Tiappi Deumaga Mathias Florian; Jacquet Nicolas; Vanderghem Caroline; Aguedo Mario; Thomas Happi Guy; Gerin Patrick; Deleu Magali; Richel Aurore

文献

J-GLOBAL ID：202002287396992369 整理番号：20A1066886

水蒸気爆砕バナナからのヘミセルロースの分別と構造特性化【JST・京大機械翻訳】

Fractionation and Structural Characterization of Hemicellulose from Steam-Exploded Banana Rachis

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巻： 11 号： 5 ページ： 2183-2192 発行年： 2020年
JST資料番号： W5018A ISSN： 1877-2641 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

熱帯諸国のバナナ生産は大量の廃棄物を発生させる。食品廃棄物バイオマスのセルロース,ヘミセルロース,リグニンまたはペクチン高分子へのバイオリファイナリーは,最近の科学文献において関心を集めている。本論文では,バナナ(Musa cavenディッシュ)からのヘミセルロースを3つの重症度レベル(2.97,3.57および3.78)で水蒸気爆発により抽出し,さらに段階的エタノール沈殿法(15%,60%および80%)により分画した。回収したヘミセルロースのサブ画分(H1,H2及びH3)を,HPSEC,TGA/DTG,FTIR,1H及び2D NMR法により,それらの化学組成及び構造的特徴について特性化した。ヘミセルロース抽出収率は,重症度レベルおよび処理期間とともに増加した。抽出したヘミセルロース高分子の平均分子量は,143790g/molのH1-60%エタノールヘミセルロースサブ画分から減少し,続いて110841g/molのH3-60%エタノールヘミセルロースサブ画分と61404g/molのH2-60%エタノールヘミセルロースサブ画分が続いた。最低の重症度レベルで水蒸気爆発中に抽出されたH1-60%エタノールヘミセルロースサブ画分は最大の分子量を示し,高いアラビノース/キシロース比とウロン酸含量を示した。構造解析により,60%エタノールヘミセルロースサブ画分からのヘミセルロースが主にアラビノグルクロノキシラン(AGX)であることを明らかにした。しかし,化学分析はまた,共抽出残留リグニンの有意な含有量を明らかにした。エタノール分画は,60%エタノールヘミセルロースサブ画分(H2-60%で20.1%,H1-60%で24.0%,H3-60%で28.0%)におけるリグニン含有量の低下を助けたが,抽出したヘミセルロースサブ画分(純度と着色)の品質を改善するためには追加的精製段階が必要であった。それにもかかわらず,これらの結果は,蒸気爆発がバナナrachis残渣からの高分子量AGXヘミセルロース高分子の抽出のための有効な技術であることを証明した。Copyright Springer Nature B.V. 2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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農業廃棄物の利用

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