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J-GLOBAL ID:202002287422890838   整理番号:20A2580328

胃癌におけるHER2不均一性:2つの市販抗体を用いた比較研究【JST・京大機械翻訳】

HER2 Heterogeneity in Gastric Cancer: A Comparative Study, Using Two Commercial Antibodies
著者 (13件):
資料名:
巻: 2020  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7781A  ISSN: 1687-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景.ヒト表皮成長因子受容体2(HER2)をコードする遺伝子の増幅はトラスツズマブへの応答の指標として使用されているが,報告された応答率は低く,この個別化療法から胃癌(GC)の患者は少数である。本研究の目的は,2つの市販免疫組織化学的(IHC)抗体を用いてGC試料中のc-erbB-2癌蛋白質(HER2)の発現を調べ,蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)によるHER2遺伝子増幅をチェックすることにより結果を検証することであった。方法.GCサンプルの93の連続した症例において,LeicaからのDakoおよびCB11クローンからのポリクローナル抗体を用いて,HER2のIHC発現を評価した。全例において,BOND-MAXプラットフォームを用いてFISH分析も行った。結果.2つのHER2抗体の間に有意差は認められなかった。93例のうち,22.58%は少なくとも焦点と1+HER2陽性を示した。7例(7.53%)は3+発現を示し,他の7例(7.53%)は等容性(2+)であった。HER2増幅は11例(11.83%)で見られ,そのうち10例は分化した腺癌であった。症例の5例において,2~5の切片を調べ,非常に高い腫瘍内/腺内不均一性を証明した。FISH不均一性は,IHC評価で2+陽性のみの症例で高く,3+過剰発現の少なくとも1つの小さな焦点を示した。HER2増幅は,独立した陰性予後因子であることを証明した。結論:GCの非常に不均一な側面のため,少なくとも3~4のスライドは,HER2陰性である腫瘍を考慮する前に,IHCによって評価されるべきである。腫瘍の5%未満と等容性(2+)症例を示す小さな3+病巣の場合,FISH分析は金標準法のままである。Copyright 2020 Catalin Bogdan Satala et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (34件):
  • S. Gurzu, I. Jung, H. Sugimura et al., "Maspin subcellular expression in wild-type and mutant TP53 gastric cancers," World Journal of Gastrointestinal Oncology, vol. 12, no. 7, pp. 741-755, 2020.
  • M. R. Silva, A. Alarcao, T. Ferreira et al., "Evaluation of HER2 by automated FISH and IHC in gastric carcinoma biopsies," The International Journal of Biological Markers, vol. 31, pp. e38-e43, 2016.
  • P. Laurén, "The two histological main types of gastric carcinoma: diffuse and So-called intestinal-type carcinoma," Acta Pathologica Microbiologica Scandinavica, vol. 64, no. 1, pp. 31-49, 1965.
  • S. W. T. Ho, P. Tan, "Dissection of gastric cancer heterogeneity for precision oncology," Cancer Science, vol. 110, no. 11, pp. 3405-3414, 2019.
  • B. Lim, J. H. Kim, M. Kim, S. Y. Kim, "Genomic and epigenomic heterogeneity in molecular subtypes of gastric cancer," World Journal of Gastroenterology, vol. 22, no. 3, pp. 1190-1201, 2016.
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