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J-GLOBAL ID:202002287444905076   整理番号:20A1175012

低温EMにより明らかにされた湾曲細菌鞭毛フックのトルク伝達機構【JST・京大機械翻訳】

Torque transmission mechanism of the curved bacterial flagellar hook revealed by cryo-EM
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号: 10  ページ: 941-945  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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回転鞭毛による細菌移動はフックを通して達成され,モーターからフィラメントへのトルクを伝達する。フックは単一型の蛋白質で構成される管状構造であるが,湾曲形状を採用する。その機能を実行するためには,それは同時に柔軟で,かつ剛性である必要がある。化学的に同一のサブユニットがそのような動的構造を形成する分子機構は知られていない。ここでは,2.9Å分解能において,スーパーコイル化した「湾曲」状態におけるSalmonella entericaからのフックの完全な構造を示した。湾曲フックにおけるサブユニットは,それぞれ11のプロトフィラメントに沿って共有された11の特有の立体配座に分類される。伸長フックサブユニットのドメインは,2つのヒンジ領域により連結された剛体として挙動した。再構成モデルは,同一サブユニットが物理的相互作用により立体配座を動的に変化させることができることを示した。これらの多重サブユニット状態は二状態モデルと矛盾し,鞭毛多型の重要な特徴である。Salmonella sp.からの超螺旋ポリフックの低温EM分析により,異なる立体配座のプロトマーを含む11のプロトフィラメントが明らかになり,ドメインは二つのヒンジ領域により結合した剛体として挙動した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature America, Inc. 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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