抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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【目的】特発性黄斑裂孔(IMH)の治療における硝子体切断術(PPV)と内部境界膜剥離(IMH)の併用効果を観察し,そして,黄斑領域の微細構造パラメータとIMHの予後の間の相関関係を予備的に調査する。方法:前向き,非ランダム対照症例コホート研究。2016年9月2017年1月に吉林大学第二病院眼科センターで確定診断されたIMH患者20例20眼を研究に組み入れた。その中、男性4例4眼、女性16例16眼;平均年齢(60.60±9.50)歳、平均病歴(9.55±15.5)ケ月。裂孔期はIIIV期であった。BCVA、眼圧、OCT、多焦点ERG(mf-ERG)検査を行った。国際標準視力表を用いてBCVA検査を行い、統計分析時にlogMAR視力に換算した。ドイツのHeidelberg社SpectralisOCT装置を用いて、黄斑裂孔最小直径(MIN)、裂孔底径、裂孔高さ、楕円体帯欠損直径、外膜(ELM)欠損直径を測定し、黄斑裂孔指数(MHI)を計算した。裂孔直径指数、裂孔引っ張り指数(THI)。mf-ERGは一次関数15環P1波反応密度を測定する。眼logMARBCVA1.18±0.54.MIN<400、400700、>700μmはそれぞれ5、13、2眼であった。すべての眼にPPVと内境界膜剥離消毒空気充填治療を行った。眼手術後のOCT画像特徴により、IMH閉鎖をI型閉鎖、II型閉鎖及び未閉鎖に分けた。手術後の追跡調査期間は≧3カ月であった。術後の裂孔閉鎖情況、及びBCVA、黄斑区の微構造パラメーターの変化を観察した。術前BCVAとmf-ERGの各環のP1波反応密度とIMH手術後の治療効果との相関性についてSpearman相関分析を行った。【結果】最後の追跡調査では,20眼のうち,18眼(90.0%)がIMHI型閉鎖であった。そのうち、MIN<400μmの患者5眼はすべて閉鎖(100.0%)、400700μmの患者は12眼(92.3%)を閉じ、>700μmの患者は1眼(50.0%)を閉じた。2眼(10.0%)は閉鎖しなかった。手術後1週間、1、3ケ月に、患眼logMARBCVAはそれぞれ0.83±0.54、0.65±0.41、0.48±0.34であった。手術前と比較して,統計的有意差が認められた(t=3.382,4.459,5.250,P=0.003,0.007,0.004)。手術後3カ月、20眼のうち、ELM回復の完全性は18眼(90.0%)であった。平均楕円体帯欠損の直径は(260.34±272.08)μmであり,手術前と比較して有意差があった(t=13.545,P=0.002)。【結果】P1波反応密度は,手術前よりも有意に高かった(t=-16.748,-6.151,P<0.01)。Spearman相関分析結果により、術後3ケ月に、BCVAは手術前のMIN、楕円体帯欠損直径、ELM欠損直径、術後3カ月の楕円体帯欠損直径と正の相関(r=0.56、0.59、0.68、0.52、P=0)を示した。010,0.006,0.001,0.019);1,2環P1波反応密度と負の相関があった(r=-0.34,-0.16,P=0.006,0.020)。MIN、ELM欠損直径は裂孔閉鎖と負の相関があり(r=-0.449、P=0.047、0.047)、MHI、THIは裂孔閉鎖と正の相関があった(r=0.474、0.546、P=0.035、0.013)。追跡期間中,眼圧上昇2眼,降眼圧薬物介入後1週間以内に正常に回復し,ほかの患眼手術中および術後に関連合併症は出現しなかった。結論:PPVと内境界膜剥離消毒空気充填によるIMH治療は安全かつ有効である。MIN、MHI、THIとIMH手術後の治療効果は明らかな相関性があり、IMH手術前の予測評価の指標として使用でき、1,2環P1波反応密度は手術前より明らかに高く、しかもBCVAと負の相関がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
