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J-GLOBAL ID：202002287661209604   整理番号：20A0863981

一次元Bose気体における量子暗ソリトンの構築【JST・京大機械翻訳】

Construction of quantum dark soliton in one-dimensional Bose gas

著者 (4件)： Kaminishi Eriko (Quantum Computing Center, Keio University, 3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama 223-8522, Japan) ,  Mori Takashi (RIKEN Center for Emergent Matter Science (CEMS), Wako 351-0198, Japan) ,  Miyashita Seiji (Department of Physics, University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, Japan) ,  Miyashita Seiji (Elements Strategy Initiative Center for Magnetic Materials (ESICMM), National Institute for Materials Science, Tsukuba, Ibaraki, Japan)
資料名： Journal of Physics. B. Atomic, Molecular and Optical Physics  (Journal of Physics. B. Atomic, Molecular and Optical Physics)
巻： 53  号： 9  ページ： 095302 (8pp)  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0913A  ISSN： 0953-4075  CODEN： JPAPEH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一次元古典的非線形Schroedinger方程式における暗ソリトン解は,Lieb-LinigerモデルにおけるII型励起に対応するイラスト状態に関連すると考えられている。しかし,この関係は非自明で,空間に局在する暗ソリトンが並進対称性を破り,一方,yrast状態が並進不変であるので,不明確なままである。本研究では,対称的に破れた量子ソリトン状態を構築し,イラスト状態との関係を調べた。古典的な暗ソリトンの波動関数に対するBose-Einstein凝縮として量子ダークソリトンを解釈することにより,量子ソリトン状態が,自由ボソン極限で解析的に証明され,弱結合領域で数値的に検証された,yrast状態でのみ大きな重みを持つことを見いだした。これらの結果を拡張することにより,Gauss重みを持つイラスト状態の重ね合わせとして書かれた量子ソリトン状態のパラメータのない表現を導出した。この量子ソリトン状態の密度分布は古典的な暗ソリトンのそれと良く一致した。量子ダークソリトンの動力学も研究し,暗ソリトンの密度分布は減衰するが,減衰時間は弱結合極限における結合定数の逆数として増加することが分かった。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結合定数 ,  並進不変性 ,  Bose凝縮 ,  励起 ,  重合せ ,  密度分布 ,  減衰時間 ,  対称性 ,  *ソリトン ,  ボソン ,  イラスト状態 ,  弱結合 ,  波動関数 ,  *一次元 ,  非線形Schroedinger方程式

分類 (1件)： 統計力学一般,多体問題  (BA08010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： Bose気体 ,  量子 ,  暗ソリトン ,  構築