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J-GLOBAL ID：202002287704296018   整理番号：20A1793386

異なる長さスケールでの融解NaBr中のナトリウムイオン自己拡散【JST・京大機械翻訳】

Sodium ion self-diffusion in molten NaBr probed over different length scales

著者 (1件)： Demmel F. (ISIS Facility, Rutherford Appleton Laboratory, Didcot, OX11 0QX, United Kingdom)
資料名： Physical Review. E  (Physical Review. E)
巻： 101  号： 6  ページ： 062603  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0493A  ISSN： 2470-0045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶融臭化ナトリウム中のナトリウムイオンの単一粒子動力学を準弾性中性子散乱で調べた。詳細でかなり広範なデータ解析手順により,波動ベクトルの増加に伴う純粋なナトリウムイオン動力学の決定が可能になった。2つの異なる評価手順は,長距離でのナトリウムイオンの得られた拡散係数に完全に一致した。硬質球の二元衝突に基づく簡単な動力学理論はナトリウム拡散係数を再現できない。Lorentzスペクトル関数によるモデリングから導かれた縮小線幅は,第1構造因子最大値に向けて波動ベクトルの増加とともに減少する。流体力学的挙動からのずれは,微視的長さスケールが高密度流体中でプローブされる時,いわゆるケージ効果による微視的拡散過程の障害を信号する。観測した二次波数依存減少は拡散過程の変化の源として密度変動へのカップリングの証拠である。結果は,融点近くの溶融塩NaBrにおいて,自己拡散プロセスは,高密度金属液体中で既に観察されるように,類似のプロセスにより支配されることを示した。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 拡散係数 ,  構造因子 ,  *自己拡散 ,  *ナトリウム ,  融解塩 ,  融点 ,  スペクトル関数 ,  臭化ナトリウム ,  拡散過程 ,  波数ベクトル ,  波数 ,  かご効果
準シソーラス用語： 密度ゆらぎ ,  *ナトリウムイオン ,  準弾性中性子散乱 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 電解質水溶液  (CB05020K) ,  液体の輸送現象一般  (BL06011A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 長さスケール ,  融解 ,  NaBr ,  ナトリウムイオン ,  自己拡散