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J-GLOBAL ID：202002287772093976   整理番号：20A2046628

サイコサポニンAは虚血/再潅流に起因する神経損傷を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Saikosaponin A attenuates neural injury caused by ischemia/reperfusion

著者 (2件)： Wang Xinying ( Department of Neurology, Hebei Medical University, No. 361, East Zhongshan Road, Shijiazhuang 050017, Hebei, China; Department of Neurology, Harrison International Peace Hospital, No.180, East Renmin Road, Hengshui 053000, Hebei, China) ,  Yang Guofeng ( Department of Geriatrics, Second Hospital of Hebei Medical University, No. 215, West Heping Road, Shijiazhuang 050000, Hebei, China)
資料名： Translational Neuroscience (Web)  (Translational Neuroscience (Web))
巻： 11  号： 1  ページ： 227-235  発行年： 2020年 
JST資料番号： U8181A  ISSN： 2081-6936  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:炎症は脳虚血/再灌流(I/R)誘導神経損傷に関与する。Radix bupleuriから抽出したサイコサポニンA(SSa)は抗炎症作用を発揮することが報告されている。本論文は,SSaが虚血性脳卒中により媒介される神経炎症および基礎となる機構を改善するかどうかを調べることを目的とした。【方法】ラット中大脳動脈閉塞(MCAO)モデルを本研究で採用して,認知および運動機能を行動試験によって検出した。血清中の炎症性サイトカインをELISAキットによって検出した。脳組織におけるToll様受容体4(TLR4),核因子-κB(NF-κB),および高移動度群ボックス1(HMGB1)の発現レベルをウェスタンブロット法で測定した。結果:著者らの結果は,SSa前処理が,モデル群と比較して,脳損傷を有意に減少させ,神経機能回復を改善し,脳組織の含水量を減少させることを示した。SSa前処理は,血清HMGB1レベルを有意に減少させ,腫瘍壊死因子-α,インターロイキン-1βおよびインターロイキン-6を含む炎症性サイトカインの含有量をダウンレギュレートした。さらに,SSa前処理はMCAOラットの脳におけるTLR4と核NF-κBの減少を減弱した。核におけるHMGB1の蛋白質レベルは,SSa前処理群において有意に上方制御された。結論:著者らの結果は,SSaによる前処理が,核HMGB1放出を阻害することによって,その抗炎症特性を介してラットで脳I/R損傷に対して有意な保護を提供することを示唆した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 炎症 ,  血清 ,  消炎作用 ,  ラット ,  *虚血 ,  脳卒中 ,  インターロイキン6 ,  インターロイキン1 ,  ウェスタンブロット法 ,  NFκB ,  炎症性サイトカイン ,  脳損傷 ,  Toll様受容体
準シソーラス用語： *虚血再潅流 ,  脳組織 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 虚血 ,  神経保護 ,  脳卒中 ,  Toll様受容体 ,  HMGB1

分類 (1件)： 神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： サイコサポニンA ,  虚血 ,  再潅流 ,  起因 ,  神経損傷