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J-GLOBAL ID：202002287803099802   整理番号：20A1347350

細胞皮質上の膜剥離と小胞放出を促進する化学的操作【JST・京大機械翻訳】

Chemical manipulations to facilitate membrane blebbing and vesicle shedding on the cellular cortex

著者 (6件)： Okada Saya (Department of Biological Science, Graduate School of Science and Technology, Kumamoto University, Kumamoto, Japan) ,  Fukai Yuta (Department of Biological Science, Graduate School of Science and Technology, Kumamoto University, Kumamoto, Japan) ,  Yoshimoto Fumiya (Biology Course, Faculty of Science, Kumamoto University, Kumamoto, Japan) ,  Saitoh Hisato (Department of Biological Science, Graduate School of Science and Technology, Kumamoto University, Kumamoto, Japan) ,  Saitoh Hisato (Biology Course, Faculty of Science, Kumamoto University, Kumamoto, Japan) ,  Saitoh Hisato (Faculty of Advanced Science and Technology (FAST), Kumamoto University, Kumamoto, Japan)
資料名： Biotechnology Letters  (Biotechnology Letters)
巻： 42  号： 7  ページ： 1137-1145  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0971A  ISSN： 0141-5492  CODEN： BILED3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:ほとんどの注意は,細胞皮質上の生理学的に生成された膜ブレブに集中しているが,化学物質により誘導される人工膜ブレブは,より少ない程度に研究されている。【結果】著者らは,パラホルムアルデヒド(PFA)へのHeLaヒト子宮頸癌細胞の曝露,続くリン酸塩緩衝食塩水(PBS)でのインキュベーションが,細胞皮質上で大きな膜ブレブを効率的に誘導することを見出した。興味深いことに,ジメチルスルホキシド(DMSO)を含むPBSへのPFA処理細胞の逐次曝露は,細胞皮質からのブレブの脱落を促進し,上清中に大量の大きな細胞外小胞を生じ,これは膜影響者としての化合物および蛋白質の電位の評価に適用可能である。PFAとDMSOの同様の効果は,他のヒト,マウス,および魚類細胞の細胞皮質で検出された。結論:化学物質による膜ブレブリングおよび小胞放出を促進する著者らの方法は,膜動力学の操作および多様な細胞型を用いた小胞に触発された技術の開発のために実用的である可能性がある。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電位 ,  塩水 ,  リン酸塩 ,  人工膜 ,  タンパク質 ,  ヒト ,  *皮質 ,  化学物質 ,  インキュベート ,  子宮頚部腫瘍 ,  *層間剥離 ,  パラホルムアルデヒド ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド
準シソーラス用語： ブレブ ,  薬物スクリーニング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 化学生物学 ,  細胞外小胞 ,  ジメチルスルホキシド ,  薬物スクリーニング ,  膜ブレブ ,  パラホルムアルデヒド

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： ジメチルスルホキシド

タイトルに関連する用語 (5件)： 膜剥離 ,  小胞 ,  放出 ,  促進 ,  化学