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J-GLOBAL ID：202002287823784800   整理番号：20A0642357

中世シテ宮殿のグランド・サルにおける独立柱の空間-その空間の消失と19世紀の再発見-

著者 (1件)： 白鳥洋子 (長岡造形大)
資料名： 長岡造形大学研究紀要  (Nagaoka Institute of Design Bulletin)
号： 17  ページ： 13-20  発行年： 2020年03月01日 
JST資料番号： L8083A  ISSN： 1349-9033  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・中世パリのCite宮殿に存在していたGrande Salleの独立柱の空間の特徴と,19世紀フランス建築界におけるその再発見の意義の研究。
・中世の絵画や版画,18世紀の都市詳細図,19世紀の復元研究等の文献調査により全体構成,平面計画,石造部分,木造架構を検討。
・独立柱による大空間の並列,細い部材の繊細な様相,船形ボールト天井と一部を露出した小屋組による構造的にも意匠的にも秀逸な木造架構。
・幾何学的に合理性のある平面計画,堅固な控え壁と非構造壁を明確に区別した石造部分の構成。
・19世紀フランス建築界のロマン主義,合理主義を牽引した建築家達によってその研究がなされ,影響を及ぼした後の建築から価値の再発見がなされたこと等が判明。

シソーラス用語： *柱 ,  *宮殿 ,  フランス共和国 ,  時期 ,  *西洋建築史 ,  絵画 ,  天井 ,  *小屋組 ,  木構造 ,  平面計画 ,  建築家 ,  価値
準シソーラス用語： 独立柱 ,  Cite宮殿 ,  パリ ,  中世 ,  半円筒ボールト

分類 (2件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W) ,  住宅建築,農村建築,城  (RB05040V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 中世 ,  宮殿 ,  グランド ,  サル ,  19世紀 ,  発見