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J-GLOBAL ID:202002287832461614   整理番号:20A1159753

40年にわたる針葉樹人工林における流量持続曲線に対する蒸発散量の長期影響

Long-term effects of evapotranspiration on the flow duration curve in a coniferous plantation forest over 40 years
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1-8(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,40年間の水文学的データを用いて蒸発散量,流出および深部浸透の長期的傾向を定量化し,針葉樹種における森林発達の間の流出に及ぼす蒸発散量の影響を調べた。流量持続曲線を用いて,流れの段階の全範囲(高から低流量)に対する蒸発散量の影響を評価した。40年間の森林発達の間,深部浸透は97mmから105mmの範囲であった。年間蒸発散量は623~766mm増加し,これは森林発達と同様に気温上昇により引き起こされるように見えた。その結果,年間流出量は937~777mm減少した。特に,毎日の流れにおける顕著な減少が,流量持続曲線において>11%の超過確率で見出された。森林発達の間の流出に及ぼす蒸発散量の長期的影響は,~20年の期間での以前の流域研究によって予測されたより長い期間継続した。これらの結果は,森林発達中の蒸発散量と流出の長期パターンが気候温暖化条件下での以前の流域研究により報告されたものと異なり,長期水文学的データにおける蒸発散に及ぼす森林発達と気温上昇の影響を分離するための更なる研究の必要性を強調した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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農業気象  ,  流出解析 
引用文献 (37件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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