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J-GLOBAL ID：202002287887072469   整理番号：20A2101229

Rab11-FIP4は,IGF1Rを介して結腸直腸癌細胞の移動と浸潤を調整する。【JST・京大機械翻訳】

Rab11-FIP4 regulates migration and invasion of colorectal cancer cells through IGF1R

著者 (6件)： Chen Lu (温州医科大学附属第二医院消化内科,浙江温州,325000) ,  Pan Chunchun (温州医科大学附属第二医院消化内科,浙江温州,325000) ,  Zheng Bo (温州医科大学附属第二医院消化内科,浙江温州,325000) ,  Pei Jihua (温州医科大学附属第二医院消化内科,浙江温州,325000) ,  Lu Guangrong (温州医科大学附属第二医院消化内科,浙江温州,325000) ,  Xue Zhanxiong (温州医科大学附属第二医院消化内科,浙江温州,325000)
資料名： Zhongguo Bingli Shengli Zazhi  (Zhongguo Bingli Shengli Zazhi)
巻： 36  号： 7  ページ： 1215-1223  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1465A  ISSN： 1000-4718  CODEN： ZBSZEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】結腸直腸癌の発生におけるRab11ファミリー相互作用蛋白質4(Rab11-FIP4)の役割,臨床的意義および関連機構を調査する。方法;結腸直腸癌組織におけるRab11-FIP4の発現レベルを,免疫組織化学,ウエスタンブロット,およびRT-qPCRによって比較した。免疫組織化学染色スコアを用いて臨床症例をRab11-FIP4高発現群(n=61)とRab11-FIP4低発現群(n=39)に分け、Kaplan-Meier生存分析を通じて両群の総生存期間と再発時間を比較した。Rab11-FIP4過剰発現レンチウイルスを構築し、結腸直腸癌細胞株HCT116とLoVoに感染し、CCK-8法、コロニー形成実験及びTranswell実験を用いて、Rab11-FIP4過剰発現が結腸直腸癌細胞の生物学的特性に与える影響を測定した。インシュリン様成長因子1受容体(IGF1R)とRab11-FIP4の関連性を,免疫共沈降法で測定した。ヒトホスホキナーゼ抗体アレイ測定を用いて、Rab11-FIP4高発現の結腸直腸癌細胞におけるIGF1Rの影響を受けるシグナル伝達経路を検討する。Rab11-FIP4と低酸素誘導因子1α(HIF-1α)との関係を,組織マイクロアレイと二重ルシフェラーゼレポーター遺伝子によって分析した。結果:Rab11-FIP4は結腸直腸癌組織で高発現(P<0.01)し、Rab11-FIP4の過剰発現は結腸直腸癌患者の予後不良と関係がある(P<0.05)。Rab11-FIP4の過剰発現は,結腸直腸癌細胞の増殖,移動および浸潤を促進する(P<0.05)。Rab11-FIP4の過剰発現は,IGF1RによってERK1/2とAKTシグナル経路(P<0.05)を調節した。低酸素は,Rab11-FIP4プロモーターのHIF-1αを活性化し,Rab11-FIP4発現を上方制御した(P<0.05)。【結論】Rab11-FIP4は,IGF1Rによる結腸直腸癌細胞の移動と浸潤を制御する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  抗体 ,  *タンパク質 ,  ルシフェラーゼ ,  酸素欠乏 ,  プロモーター領域 ,  アップレギュレーション ,  レポーター遺伝子 ,  ウェスタンブロット法 ,  免疫組織化学 ,  定量的PCR法
準シソーラス用語： Erk1/2 ,  コロニー形成 ,  *結腸直腸癌 ,  過剰発現 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

タイトルに関連する用語 (4件)： IGF1R ,  結腸直腸 ,  癌細胞 ,  浸潤