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J-GLOBAL ID:202002287888847611   整理番号:20A2266673

北部太平洋地域における広範な高山性雪層草本Primula cuneifolia(サクラソウ科)の東アジア起源【JST・京大機械翻訳】

East Asian origin of the widespread alpine snow-bed herb, Primula cuneifolia (Primulaceae), in the northern Pacific region
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資料名:
巻: 47  号: 10  ページ: 2181-2193  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0351A  ISSN: 0305-0270  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:南部山岳地帯の進化的重要性は,高山と北極-高山植物で注目されてきた。しかし,寒冷適応種のこれらの孤立限界個体群が現在の広範な分布の確立に寄与しているかどうかは不明である。北太平洋地域における高山積雪種の最近の北方移動に対する分子証拠を調べた。LOCATION:日本のArchipelago,Kamchatka半島,アラスカ。TAXON:Primula cuneifolia Ledeb.,ウェッジ葉原基は,北太平洋地域とその姉妹種,Primula nipponica Yatabeを横断して,北部日本に固有である。方法:P.cuneifoliaとその姉妹種の系統発生学的関係と遺伝的構造を,ランダムアンプリコン配列決定-直接(GRAS-Di)分析による遺伝子型決定から多重遺伝子座を用いて推定した。遺伝的発散の時間的枠組みを,分離-移動モデルを用いて推定した。氷河後範囲シフトは,近似Bayes計算と生態学的ニッチモデリングを用いて推測した。結果:系統発生分析は,P.cuneifoliaが4つのクレードに分岐し,その中で,日本の最南のクレードが北部クレードより早く分岐したことを明らかにした。日本のクレードは,最後の氷河期に分岐し,続いてKamchatka半島とアラスカのクレードの氷河後発散が続いた。MAIN結論:この研究は,P.cuneifoliaが日本に起源し,最後の氷河期中と後で北太平洋地域へ北方に広がることを示した。この知見は,日本における低氷河山脈における個体群持続性と遺伝的多様性ならびに種分化が,北太平洋地域における高山植物の多様性と分布において重要な役割を果たすことを示唆する最初の証拠を提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生態学  ,  植物分類学 

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