文献

J-GLOBAL ID：202002288029579722   整理番号：20A1537281

ポリ-L-リシンによる気管内チューブに存在するPseudomonas aeruginosaバイオフィルムの治療【JST・京大機械翻訳】

Treatment of Pseudomonas aeruginosa Biofilm Present in Endotracheal Tubes by Poly-L-Lysine

著者 (7件)： Guillon Antoine ,  Fouquenet Delphine ,  Morello Eric ,  Henry Clemence ,  Georgeault Sonia ,  Si-Tahar Mustapha ,  Herve Virginie
資料名： Antimicrobial Agents and Chemotherapy  (Antimicrobial Agents and Chemotherapy)
巻： 62  号： 11  ページ： Null  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0802A  ISSN： 0066-4804  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気管内チューブ(ETT)は,機械的に換気された患者における患者と人工呼吸器の間の必須の界面である。しかし,微生物バイオフィルムはこの管上に徐々に形成され,人工呼吸器関連肺炎の発症と関連する。バイオフィルムに存在する細菌は抗生物質に対してより耐性があり,現在の医療実践はそれを除去できない。緑膿菌は,バイオフィルム感染と人工呼吸器関連肺炎を引き起こす主要な病原体の1つである。ポリ-L-リジン(pLK)は,DNAを充填することによって抗菌特性と粘膜溶解活性を有するカチオン性ポリペプチドである。ここでは,ETTs上の緑膿菌バイオフィルムを治療するためのpLKの抗バイオフィルム活性を検討し,実験デザインにおける臨床的翻訳に必要な制約を考慮した。最初に,pLKが96穴マイクロプレート上でin vitroに形成された緑膿菌バイオフィルムを根絶することを示した。さらに,pLKは,走査電子顕微鏡により明らかにされたように,細菌膜完全性を変化させ,最終的にETTs上でin vitroで生成した緑膿菌生物膜の参照または臨床株のいずれかにより形成されるバイオフィルムを根絶した。2番目に,P.aeruginosa人工呼吸器関連肺炎患者からETTを収集した。pLKの単一用量はバイオフィルム構造を直ちに破壊し,バイオフィルムに存在する細菌の90%以上を殺すことができた。さらに,pLK溶液が換気ブタのETTに注入された場合,特にヒトにおける侵襲性機械的換気の模倣に関連する動物モデルである,肺耐性問題は観察されなかった。結論として,pLKは,機械的に換気された患者のETTに適用できる革新的抗バイオフィルム分子として現れる。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  走査電子顕微鏡 ,  換気 ,  細菌 ,  ポリペプチド ,  DNA【核酸】 ,  抗生物質 ,  粘膜 ,  ヒト ,  *緑膿菌 ,  病原体 ,  人工呼吸器 ,  *生物膜 ,  in vitro実験
準シソーラス用語： *ポリ-L-リジン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリ-L-リシン ,  気管内チューブ ,  Pseudomonas ,  バイオフィルム ,  治療