抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)によって誘発される潰瘍性大腸炎(UC)に及ぼすAlterniumwilaL.の抽出物の影響を調査する。【方法】24匹のC57BL/6マウスを,無作為に対照群,モデル対照群,アカザシ高用量群(4.8g・kg-1),およびアカザメの低用量群(1.2g・kg-1)に分け,各群6匹とした。予防的投与3d後(ブランク対照群とモデル対照群に等量の精製水を投与)、モデル対照群とアカザシ群はそれぞれ3%DSS溶液モデルを与え、7日間連続飲用し、ブランク対照群マウスは精製水飲用した。マウスの体重を毎日記録し、結腸炎に関連する疾患活動指数(DAI)を観察し、ヘマトキシリン-エオジン(HE)染色により結腸の病理変化を観察し、病理組織学的スコアを記録し、酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)によりマウス血清中のインターロイキン-1β(IL1β)を測定した。組織中の腫瘍壊死因子-α(TNF-α)とインターフェロン-γ(IFN-γ)のレベルを測定した。結腸組織におけるToll様受容体-4(TLR4)と骨髄様分化因子(MYD88)の発現を,免疫組織化学(IHC)によって検出した。【結果】モデル対照群と比較して,ブランク対照群とアカザシの高用量群,および低用量群のDAIは減少した(P<0.05)。モデル対照群の結腸組織の炎症損傷程度はブランク対照群より明らかに高く、病理学的スコアがブランク対照群より明らかに高く(P<0.01)、アカザシの大、小用量の結腸の病理損傷が明らかに改善され、その病理学的スコアがモデル対照群より明らかに低かった(P<0.01)。モデル群のマウスの血清中のIL-1βとTNF-αは,ブランク対照群(P<0.05)におけるそれよりかなり高くて,モデル群(P<0.05)におけるIL-1βの血清中濃度は,モデル群(P<0.05)におけるそれよりかなり低かった。モデル群のTNF-α濃度は,モデル群(P<0.05)のものよりかなり低かった。モデル対照群(P>0.05)におけるIFN-γ濃度は,対照群(P>0.05)のそれより高くて,モデル群(P>0.05)におけるIFN-γの水準は,対照群(P>0.05)のそれより低かった。モデル群のTLR4発現はブランク対照群より高く,モデル群のTLR4発現はモデル対照群と比べて減少し,MYD88はブランク対照群とモデル対照群で低発現を示し,モデル対照群と比較し,アカザシ大と小用量群で発現が増加した。【結語】アカザシの水抽出物は,DSS誘発マウス結腸炎を改善することができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】