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J-GLOBAL ID：202002288356249764   整理番号：20A2353377

近赤外分光法による畑地・草地土壌のオートクレーブ熱水抽出性窒素の推定

Estimation of soil autoclaved nitrogen of upland and grassland soils by near infrared spectroscopy

著者 (7件)： 岡崎智哉 (十勝農業協同組合連合会) ,  笛木伸彦 (北海道立総合研究機構農業研究本部十勝農業試験場) ,  小谷野茂和 (北海道立総合研究機構農業研究本部十勝農業試験場) ,  田中常喜 (北海道立総合研究機構農業研究本部畜産試験場) ,  佐藤琢磨 (十勝農業協同組合連合会) ,  小澤崇洋 (十勝農業協同組合連合会) ,  上田裕之 (十勝農業協同組合連合会)
資料名： 日本土壌肥料学雑誌  (Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition)
巻： 91  号： 4  ページ： 228-231(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0156A  ISSN： 0029-0610  CODEN： NIDHAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 十勝地方から採取した畑地土壌272点,草地土壌71点の計343点を供試し,熱抽Nの実測値と近赤外スペクトルを回帰分析した結果,決定係数R²=0.89, SEC=12 mg kg^-1と精度の高い検量線を作成することができた.また,作成した検量線を用いて,検量線作成に供した試料とは別の検量線評価用試料(畑地土壌238点,草地土壌151点)を測定し推定精度を評価したところ,畑地土壌のSEPは12 mg kg^-1であったのに対し,草地土壌では16 mg kg^-1とやや大きかったものの,畑地土壌・草地土壌ともに実用性は十分と判断された.(著者抄録)

シソーラス用語： *耕土 ,  *土壌窒素 ,  *近赤外分光分析 ,  畑地土 ,  草地土 ,  熱水 ,  抽出液 ,  北海道 ,  近赤外スペクトル ,  相関
準シソーラス用語： 熱水抽出物

著者キーワード (4件)： 畑地土壌 ,  近赤外分光法 ,  熱水抽出性窒素 ,  草地土壌

分類 (1件)： 土壌化学  (FB04040C)

引用文献 (10件)：

• 赤塚 恵・坂柳迪夫 1964. 畑土壌における窒素供給力の検定方法に関する2, 3の考察.北農試彙報,83, 64-70.
• 北海道農政部 2015. 北海道施肥ガイド2015, p. 1-235. 北海道農政部,札幌.
• Malley, D., Martin, P., and Ben-Dor, E. 2004. Application in analysis of soils. In Roberts, C., Workman, J., Reeves IIIJ. (ed.) Near Infrared Spectroscopy in Agriculture, p. 729-784. A Three Society Monograph (ASA, SSSA, CSSA), Madison, WI.
• 松永俊朗・森泉美穂子 2012. 土壌の可給態窒素分析法と課題.土肥誌,83, 625-629.
• 松永俊朗・上沢正志 1992. 近赤外分析法の土壌の理化学的性質定量への適用.土肥誌,63, 712-714.

タイトルに関連する用語 (7件)： 近赤外分光法 ,  畑地 ,  草地土壌 ,  オートクレーブ ,  熱水抽出 ,  窒素 ,  推定