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J-GLOBAL ID:202002288460127439   整理番号:20A0016670

熱熟成中の湖成頁岩中の炭化水素保持:半開放系熱分解からの洞察【JST・京大機械翻訳】

Hydrocarbon retention in lacustrine shales during thermal maturation: Insights from semi-open system pyrolysis
著者 (11件):
資料名:
巻: 184  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0412A  ISSN: 0920-4105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シェールコア収集と試料調製時の軽質炭化水素の蒸発損失は,炭化水素保持を特性化し,高い熱熟成度を持つ頁岩層中の石油資源を正確に評価することを困難にしている。ここでは,半開放系熱分解実験を適用して,中国,渤海湾盆地,Dongpu凹地におけるEs_3部層から2.13wt%の全有機炭素(TOC)を有する未成熟湖沼頁岩を用いて,熱熟成中の頁岩中の炭化水素の進化を調べた。さらに,Ro測定,溶媒抽出,速度論的研究,開放系熱分解,熱蒸発-ガスクロマトグラフィー(Tvap-GC)及び熱分解-ガスクロマトグラフィー(Py-GC)を,半開放系熱分解実験からの生成物についても行った。頁岩中の残留油は,遊離油(熱分解S1)と収着油(熱分解S2に含まれる)から成る。研究された湖沼頁岩中に保持された収着油の卓越性が観察され,その含有量は与えられた熱的熟成度において遊離油のそれより4倍以上に達した。熱熟成度が増加すると,遊離油中のn-アルカンの分子量は収着油よりも明らかに減少した。さらに,収着油と比較して,遊離油はより高い熱熟成度で保持される可能性が高い。未成熟頁岩試料のガスよりも大きな石油生成ポテンシャルにもかかわらず,加熱された湖沼頁岩の残留炭化水素生成ポテンシャルはガス状炭化水素によって支配され,ガス窓に入る前の潜在的損失の>90%から成る。炭化水素生成過程をほぼ特徴付ける湖沼頁岩におけるTOCの変化は,炭化水素生成ポテンシャルの損失とパイロビチューメンの形成の両方に起因する。頁岩における炭化水素の保持は多くの複雑なプロセスによって影響され,様々な要因によって制御されるが,炭化水素の発生,熱的熟成中の排除と保持がバランスに達するとき,それは実質的に状態とみなすことができる。本研究では,半開放系と開放系熱分解からの実験結果に基づいて,「保持比(RR)」指標を提案した。頁岩の資源評価におけるRRの適用は,軽質炭化水素の蒸発損失がこの方法で考慮されるので,特に高熟成頁岩において合理的である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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油層工学 

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