抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:乳癌標本の異なる条件下でパラフィン切片の免疫組織化学指標PR、ERとHER-2発現への影響を検討する。方法:2018年1月-2019年1月に著者が病院病理科42例の乳癌標本を研究対象とし、新鮮サンプルパラフィン包埋連続切片を取り、免疫組織化学によりPR、ERとHER-2を測定した。また、乳癌標本の浸潤部分組織を獲得し、それぞれ超低温、低温と室温条件下で密封保存し、12カ月後に免疫組織化学にてPR、ERとHER-2を測定した。3種類の保存条件下で組織サンプルと新鮮サンプルの免疫組織化学測定結果及び指標信号強度の変化を観察した。結果:-80°Cの超低温保存サンプルにおいて、PR、ERとHER-2の陽性発現強度は新鮮サンプルと一致し、1例のER3+サンプル信号は2+に低下し、残りの同金標準と一致した。4°Cの低温保存サンプルでは、PRシグナルが弱くなり、消失が14、ERシグナルが弱くなり、消失が12、HER-2シグナルが弱くなり、消失が13であった。20°Cの室温保存サンプルの中で、4例のPR、5例のER、7例のHER-2発現信号は金標準と符合し、異なる程度は弱くなり、あるいは消失する。結論:乳癌パラフィン切片の超低温ワックス密封保存は有効に酸化を遮断でき、良好な組織表面抗原性を維持し、PR、ERとHER-2状態への影響が小さく、免疫組織化学検査の実行可能性が高く、効果は低温と常温保存より優れる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】