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J-GLOBAL ID:202002288565876959   整理番号:20A1012985

ペリクル,歯肉溝滲出液および唾液の蛋白質プロファイルの比較:ペリクル蛋白質の可能な起源【JST・京大機械翻訳】

Comparison of protein profiles of the pellicle, gingival crevicular fluid, and saliva: possible origin of pellicle proteins
著者 (7件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7362A  ISSN: 0717-6287  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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歯エナメル質の表面に沈着した無細胞有機材料であるペリクルは,唾液から誘導されると考えられている。本研究では,健常成人から採取したペリクル,歯肉溝液および唾液の蛋白質組成を比較し,ペリクル蛋白質の起源を明らかにした。耳下腺または混合腺からのペリクル,歯肉溝液,および唾液を採取した。その後,それぞれの個体からの試料中の蛋白質発現をSDS-PAGEと質量分析により比較した。SDS-PAGEにより,主要バンドの蛋白質を質量分析により同定した。ペリクル蛋白質のバンドパターンは,歯肉溝液または唾液試料のそれらと異なるように見えた。質量分析を用いて,これらの試料中の13の蛋白質を同定した。蛋白質の相対存在量は,安定同位体標識と結合した質量分析とウェスタンブロットを用いて定量的に分析した。ペリクル中に検出されたシスタチンSとα-アミラーゼは唾液試料中に濃縮されたが,歯肉溝液中では検出されず,安定同位体標識により分析されると唾液中では高く,歯肉溝液中では低かった。しかし,血清トランスフェリンは,ウェスタンブロット法によりペリクルおよび歯肉溝液のみで見出され,その存在比は唾液中で低かった。著者らの研究は,歯肉溝液が唾液に加えてペリクル形成に寄与するように見えることを明らかにした。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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口腔,食道  ,  歯の基礎医学 
引用文献 (25件):
  • Br Dent J; The nomenclature of the integuments of the enamel surface of the teeth; C Dawes, GN Jenkins, CH Tonge; 115; 1963; 65-68; citation_id=CR1
  • Arch Oral Biol; The adsorption of salivary proteins by hydroxyapatite and enamel; D Hay; 12; 1967; 937-946; 10.1016/0003-9969(67)90088-X; citation_id=CR2
  • Arch Oral Biol; Concerning the composition and source of the acquired enamel pellicle of human teeth; CW Mayhall; 15; 1970; 1327-1341; 10.1016/0003-9969(70)90021-X; citation_id=CR3
  • J Dent Res; Effect of salivary pellicle on enamel subsurface demineralization in vitro; RT Zahradnik, EC Moreno, E Burke; 55; 1976; 664-670; 10.1177/00220345760550042101; citation_id=CR4
  • Adv Dent Res.; Saliva and dental pellicle a review; U Lendenmann, J Grogan, FG Oppenheim; 14; 2000; 22-28; 10.1177/08959374000140010301; citation_id=CR5
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