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J-GLOBAL ID：202002288744418435   整理番号：20A0771148

経頭蓋直流刺激(TDCS)は皮質可塑性の刺激特異的増強を誘発する【JST・京大機械翻訳】

Transcranial direct current stimulation (tDCS) elicits stimulus-specific enhancement of cortical plasticity

著者 (4件)： Boroda Elias (Department of Neuroscience, University of Minnesota, Suite 516 717 Delaware Street SE, Minneapolis, MN, 55414, USA) ,  Sponheim Scott R. (Department of Psychiatry, University of Minnesota, Suite 516 717 Delaware Street SE, Minneapolis, MN, 55414, USA) ,  Fiecas Mark (School of Public Health, Department of Biostatistics, University of Minnesota, A454 420 Delaware Street SE, Minneapolis, MN, 55414, USA) ,  Lim Kelvin O. (Department of Psychiatry, University of Minnesota, Suite 516 717 Delaware Street SE, Minneapolis, MN, 55414, USA)
資料名： NeuroImage  (NeuroImage)
巻： 211  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3139A  ISSN： 1053-8119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可塑性における欠損は,多くの重篤な精神疾患の根底にある。経頭蓋直流刺激(tDCS)は可塑性を調節するための有望な方法である。しかし,その非焦点的性質を考えると,目標と結果の特異性がどのように達成されるかに関して未解決の問題がある。tDCSの合理的な進歩には,tDCSが同時脳活動とどのように相互作用するかを理解することが必要である。本研究では,皮質可塑性に及ぼすtDCSの刺激特異的効果を評価するために事象関連電位(ERP)パラダイムを用いた。22人の健康なボランティアは,交差設計においてブラインド,偽制御可塑性パラダイムを受けた。聴覚刺激の高周波提示を用いてERPの特異的成分の増強を誘導した。聴覚皮質を標的とする陽極tDCSが時間を通して可塑性誘導を調節するかどうかを調べた。2つの純音を刺激として用い,音の1つのみ,目標音を可塑性誘導に用いた。可塑性をベースラインに対するN100成分の平均振幅の変化として定量化した。tDCSは,偽(p=0.02)と比較して,標的音の可塑性を有意に変調したが,対照音(p=0.73)には影響を及ぼさなかった。この効果は時間依存性で,tDCS効果は刺激後30分では明らかでなかった。著者らの結果は,tDCSが活動依存的に聴覚皮質における皮質可塑性を調節できることを示している。これらの発見は,tDCSが研究と治療目的の両方に対する可塑性を標的化し,調節するための効果的なツールであるという考え方を示している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *直流 ,  純音 ,  アノード ,  相互作用 ,  ターゲティング ,  脳波 ,  ボランティア ,  聴覚皮質 ,  HF【周波数】 ,  時間依存性 ,  基準線 ,  音響 ,  *塑性 ,  事象関連電位
準シソーラス用語： 聴覚刺激 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 塑性 ,  神経調節 ,  TDCS ,  脳波 ,  ERP

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 頭蓋 ,  直流 ,  刺激 ,  皮質可塑性 ,  増強 ,  誘発