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J-GLOBAL ID：202002288800996276   整理番号：20A0523146

協調的結合を伴わない遺伝的トグルスイッチにおける分子記憶駆動表現型スイッチング【JST・京大機械翻訳】

Molecular-memory-driven phenotypic switching in a genetic toggle switch without cooperative binding

著者 (5件)： Qiu Baohua (School of Mathematics, Sun Yat-Sen University, Guangzhou 510275, People’s Republic of China) ,  Zhou Tianshou (School of Mathematics, Sun Yat-Sen University, Guangzhou 510275, People’s Republic of China) ,  Zhou Tianshou (Key Laboratory of Computational Mathematics, Guangdong Province, Sun Yat-Sen University, Guangzhou 510275, People’s Republic of China) ,  Zhang Jiajun (School of Mathematics, Sun Yat-Sen University, Guangzhou 510275, People’s Republic of China) ,  Zhang Jiajun (Key Laboratory of Computational Mathematics, Guangdong Province, Sun Yat-Sen University, Guangzhou 510275, People’s Republic of China)
資料名： Physical Review. E  (Physical Review. E)
巻： 101  号： 2  ページ： 022409  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0493A  ISSN： 2470-0045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝的トグルスイッチは,多段階反応プロセス(例えば複雑なプロモーター活性化)を含み,個々の反応イベント間の記憶を生成する。この分子記憶の効果を明らかにすることは,細胞の意思決定のような細胞内過程を理解するために重要である。一般化遺伝的トグルスイッチモデルを提案し,一般化化学マスタ方程式理論を用いてメモリ効果を説明した。興味深いことに,分子メモリはこのメモリシステムにおいてバイモダリティを誘導することができるが,対応するメモリの対応は二モードではないことを見出した。この知見は,以前の研究で示されたように,超高感度または協同的結合よりもむしろ分子記憶により駆動される表現型スイッチングに対する妥当な代替機構を意味する。また,転写因子を相互に阻害する過程から生じる不平衡記憶は,二峰性蛋白質分布における二つのピークの位置を変えることなく,非対称バイモダリティを生じることを見出した。遺伝子調節における分子記憶の罹患率を考えると,著者らの知見は成長と発生における細胞運命決定への洞察を提供するであろう。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 記憶効果 ,  *遺伝 ,  意思決定 ,  非対称性 ,  遺伝的調節 ,  転写因子 ,  非平衡状態 ,  *表現型 ,  スイッチング ,  マスタ方程式 ,  記憶装置 ,  記憶方式 ,  タンパク質
準シソーラス用語： モダリティ ,  *トグルスイッチ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 協調 ,  トグルスイッチ ,  分子 ,  表現型 ,  スイッチング