文献
J-GLOBAL ID:202002288813594775   整理番号:20A1777321

奈良県産スギ材およびヒノキ材の寸法安定化技術の検討(第1報)-改良型グリオキザール樹脂による処理-

著者 (8件):
資料名:
号: 48  ページ: 27-35  発行年: 2019年04月30日 
JST資料番号: Z0704A  ISSN: 1345-9864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ジプロピレングリコールを添加したグリオキザール樹脂溶液として,今回は従来タイプ(樹脂A),ホルムアルデヒド非含有タイプ(樹脂B),および樹脂Aにホルムアルデヒドキャッチャー剤(FC剤)を添加した溶液を用いて,県産スギ材に加圧注入処理を行い,寸法安定性の評価,ホルムアルデヒド放散量の測定,および曲げ試験を行った。その結果,樹脂Aによる処理木材は,相対湿度92%下でASEm50%程度の高い値が得られ,さらに乾湿繰り返しを行っても飽水時のASEwは約50%の値を示した。一方,樹脂Bによる処理木材は,相対湿度92%下のASEmは最大でも36%で,さらに乾湿繰り返しにより飽水時のASEwは20%前後となったことから,寸法安定性能は樹脂Aよりも劣っていると判断した。また,樹脂AにFC剤を添加した場合は,樹脂Aのみの場合と比べASEmはやや低下したものの,40%以上の値を示し,乾湿繰り返しを行っても寸法安定性能を維持していた。以上から,樹脂AにFC剤の添加が実用化に適すると考え,ホルムアルデヒド放散量を測定したところ,F☆☆☆☆の基準を満たした。さらに曲げ試験を行ったところ,FC剤の添加は強度性能には影響しないことが示された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
改良木材 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る