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J-GLOBAL ID:202002288954887773   整理番号:20A1333896

液体クロマトグラフィー/飛行時間型質量分析による健康食品製品中のシネフリンのエナンチオ選択的定量

Enantioselective Determination of Synephrine in Health Food Products by Liquid Chromatography/Time-of-Flight Mass Spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 39-44(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L1501A  ISSN: 1342-8284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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液体クロマトグラフィー/飛行時間質量分析(LC/TOF-MS)による健康食品中の成分であるシネフリンの定量のためのエナンチオ選択的分析法を開発した。FMOCによりシネフリンを誘導体化し,キラルカラムとしてTCI Chiral MB-Sを用いて,FMOC-シネフリンエナンチオマを良好に分離した。エレクトロスプレイイオン化(ESI)陰性モードをTOF-MS測定に採用した。0.5~50μg/mLの濃度範囲で良好な直線性(r>0.999)が得られた。検出限界(LOD,S/N=3)と定量限界(LOQ,S/N>10)は,それぞれ0.25μg/mLと0.5μg/mLであった。LOQレベル(0.5μg/mL),中間濃度レベル(10μg/mL),および高濃度(50μg/mL)でのシネフリンエナンチオマの日内および日間精度は,90.0~107.4%の範囲であった。日内および日間精度は,それぞれ≦9.24%および≦10.63%であった。この方法を用いてシネフリン含有健康食品を分析した結果,製品の約半分は,高い光学純度を示し,L-異性体のエナンチオマ過剰率は80-100%であった。対照的に,製品のほぼ20%は,0~50%のエナンチオマ過剰率を有するラセミ体を含み,光学純度は製品により異なった。L-異性体は製造プロセス中にD-異性体に変換されると推測した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  食品の分析 
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