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J-GLOBAL ID:202002288960778987   整理番号:20A0712679

黒リン量子ドットはバイオチオールの比色定量のために有用なオキシダーゼ模倣体である【JST・京大機械翻訳】

Black phosphorus quantum dots are useful oxidase mimics for colorimetric determination of biothiols
著者 (3件):
資料名:
巻: 187  号:ページ: 229  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0076A  ISSN: 0026-3672  CODEN: MIACAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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小さなサイズの黒リン量子ドット(BP QD)を,熱的方法を操作するために容易に合成した。BP QDは酸化酵素模倣活性を有することが分かった。それらは,過酸化水素の不在下でも,基質3,3′,5,5′-テトラメチルベンジジンの酸化を触媒し,青色着色生成物を生成した。活性酸素種はラジカル消去と電子スピン共鳴の実験を通して反応に関与することが証明された。還元型グルタチオンとシステインを含むバイオチオールは,青色溶液の退色に付随して,BP QDの酸化酵素模倣活性を不活性化する。これはグルタチオンとシステインの定量のための比色法の基礎を提供する。652nmでの吸光度の低下は,0.1~5.0μmol L(-1)の範囲のグルタチオン濃度と0.1~10.0μmol L(-1)のシステイン濃度に対して線形応答を示した。検出限界は,グルタチオンおよびシステインに対して,それぞれ0.02μmol L(-1)および0.03μmol L(-1)であった。1.0μmol・L(-1)グルタチオンと5.0μmol・L(-1)システイン溶液の連続測定は,それぞれ0.8%と1.7%(n=11)の相対標準偏差を与える。予備的応用として,この方法の実用性を製剤中のグルタチオンの定量によって評価した。本研究は有用なオキシダーゼ模倣体を発見するだけでなく,比色検出におけるBP QDに基づく信頼できるプラットフォームをセットアップする。Copyright Springer-Verlag GmbH Austria, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  有機化合物の物理分析 

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