抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】心臓弁膜置換術における心臓再鼓動前大動脈根におけるアデノシンの灌流による心筋保護作用を研究する。方法:中山大学付属江門病院心臓外科の2018年110月の間に42例の心臓弁置換術患者を選び、ランダムに2群に分け、アデノシン群は心臓弁膜置換終了後、心臓再突入前大動脈根部に外因性アデノシンを注入した。対照群の心臓は,外のアデノシンを灌流せず,通常の処置を受けた。術前、大動脈開放後4h、12h、24hに患者の橈骨動脈血を採取し、心筋型クレアチンキナーゼアイソザイム(CK-MB)、トロポニンI(cTnI)を測定した。心停止状況、術後人工呼吸時間及び術後正性筋力薬物の応用状況、心筋超微細構造の変化を観察した。【結果】アデノシン群の術後ドーパミンの用量は,対照群より有意に減少した[(2.45±1.43)μg・kg-1・min-1対(4.70±0.99)μg・kg-1・min-1,P<0.05]。アデノシン群のCK-MBレベルは,大動脈開放後4時間,12時間で,対照群より[(35.47±15.23)U/L対(48.58±17.54)U/L,(41.12±14.31)U/L対(59.15±27.49)U/Lであった。P<0.05]。cTnIレベルは,大動脈開放後4時間,12時間,24時間に,対照群より[(0.62±0.3)μg/L対(0.91±0.31)μg/L,(0.72±0.28)μg/L対(0.98±0.31)μg/L,(0)であった。36±0.23)μg/L(0.70±0.26)μg/L,P<0.05]。透過型電子顕微鏡では、アデノシン群の筋細胞が軽度に腫脹し、核形が規則的で、核の収縮がなく、ミトコンドリアが軽度に腫脹し、心筋損傷が対照群より明らかに軽減した。結論:心臓弁置換術において、心臓再鼓動前大動脈根部にアデノシンを灌流することは心筋保護効果を高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】