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J-GLOBAL ID:202002289124873955   整理番号:20A2751664

環境対応型包装向けバリア材料

Gas Barrier Material for Environmentally Friendly Packaging
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 415-428  発行年: 2020年12月01日 
JST資料番号: L1730A  ISSN: 0918-5283  CODEN: NHGIEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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バリア材料は食品ロス削減に欠かせない材料として,幅広い用途に使用されているが,近年は更なる環境対応として,Reduce(包材に使用する重量を減らす),Recycle(使用した包材を回収・再利用する),生分解性・バイオマス(環境にやさしい素材を使用する)への対応が求められている。代表的なバリア材であるEVOH「エバール」はバリア層厚みの低減や,包材の樹脂使用量低減に貢献している。また数々の試験から「エバール」はポリオレフィンのリサイクル性を阻害しない事が明らかとなっており,プラスチックの中で最高レベルのバリア性を有し,リサイクル可能な「エバール」は,脱PVDCや脱アルミのために最適な素材と考えられる。生分解・バイオマス由来のバリア素材としては「PLANTIC」が注目を集めている。「PLANTIC」の最大の特長はバイオマス素材で生分解性を有しながら,高いガスバリア性を発現する事にある。そのバリア性を活かし,他の素材と多層化することにより,生分解性やリサイクル性など様々なニーズに応えたバリア包装を設計することが可能であり,包装形態も軟包装からシート成型用途まで幅広く対応できる。水溶液塗工が可能な生分解性のバリア材料としては「エクセバール」の活用が進んでいる。「エクセバール」を塗工した紙はリサイクル(リパルプ)に適しており,バリア紙での利用が盛んに検討されている。本稿で各バリア材料の特徴について解説する。(著者抄録)
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分類 (3件):
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包装材料  ,  食品包装  ,  生産に関する問題一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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