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J-GLOBAL ID：202002289157341128   整理番号：20A0462305

ゼロ相関エンタングルメント

Zero-correlation entanglement

著者 (2件)： OHIRA Toru (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  OHIRA Toru (RIKEN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2020  号： 1  ページ： WEB ONLY  発行年： 2020年01月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピン1/2粒子のエンタングルメント対を含む1つの基底状態をもつ1つの粒子に対する量子もつれ状態を考察した。このような系の任意の量子もつれ状態ベクトルに対して,一つは常にゼロ相関(<ψ|XY|ψ>-<ψ|X|ψ><ψ|Y|ψ>=0)をもつ一対の観測可能な演算子X,Yをで見出すことができることを示した。同時に,2つの値を取るランダム変数の「古典的にもつれた」(統計的に非依存性)対の類似の古典的系を考慮すると,一つはゼロ相関(ゼロ共分散,E[XY]-E[X]E[Y]=0)を持たない。古典論および量子論におけるエンタングルメントの異なる性質を説明するための一般的証明を与えた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： からみ合 ,  *量子もつれ ,  基底状態 ,  演算子 ,  変数 ,  *ベクトル ,  共分散 ,  *量子論 ,  システム ,  相関 ,  *状態ベクトル
準シソーラス用語： エンタングルメント ,  ランダム変数 ,  量子系

分類 (1件)： 量子力学一般  (BA06010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 相関 ,  エンタングルメント