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J-GLOBAL ID：202002289246755745   整理番号：20A2240742

埋もれアーク現象を利用した高能率厚板溶接の適用拡大に関する研究

著者 (1件)： 門田圭二 (ダイヘン 溶接・接合協働研)
資料名： 生産と技術  (季刊誌生産と技術)
巻： 72  号： 4 上巻  ページ： 12-14  発行年： 2020年10月10日 
JST資料番号： F0270A  ISSN： 0387-2211  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・埋もれアーク現象は,溶接ワイヤの先端位置が溶融金属表面よりも深い位置でアーク発生する状態で,埋もれアーク溶接は,母材の深い位置までアークの熱を伝えられるため,通常のガスシールドアーク溶接と比較して深い溶込。
・厚板溶接の高能率化に埋もれアーク溶接は期待できるが,アークが不安定し易いので,高電流域における埋もれアークの安定化制御の開発が必要。
・埋もれアークの安定化には,埋もれ空間の側壁部分を押し支えると効果があるので,溶接電流・電圧波形解析制御として定電圧特性の電源を用いて電圧を周期的に変化させる電圧振幅制御を開発。
・2種類の溶滴移行形態を安定的で周期的に繰り返すことにより深い溶込で安定した埋もれアーク溶接を実現。
・さらに埋もれアーク溶接の安定性を定量的に解析するため,SPH法を用いた数値シミュレーションを実施。

シソーラス用語： *アーク現象 ,  厚板 ,  *アーク溶接 ,  能率 ,  母材 ,  *溶込 ,  溶接電流 ,  溶接電圧 ,  波形 ,  計算流体力学 ,  シミュレーション ,  電流電圧特性 ,  溶滴移行 ,  溶接電源
準シソーラス用語： SPH法 ,  高能率 ,  数値シミュレーション ,  定電圧特性 ,  電圧波形 ,  電流波形

分類 (1件)： 溶込,溶滴移行,溶融池  (WC07090U)

引用文献 (3件)：

• 馬塲ら,溶接学会全国大会講演概要,第98集 (2016s) pp.170-171.
• L. B. Lucy, The astronomical journal, 82 (1977) pp.1013-1024.
• 古免ら, Journal of Advanced Joining Processes, vol.1. (2020) 100019.

タイトルに関連する用語 (6件)： アーク現象 ,  高能率 ,  厚板 ,  溶接 ,  拡大 ,  研究