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J-GLOBAL ID:202002289316982625   整理番号:20A0701156

AkariとHerschelによる銀河面に沿った銀河赤外線バブルの系統的研究 II バブル周辺のダスト成分の空間分布

A systematic study of Galactic infrared bubbles along the Galactic plane with AKARI and Herschel. II. Spatial distributions of dust components around the bubbles
著者 (10件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 5.1-5.19  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中赤外波長でシェル様構造として見ることができる銀河赤外線(IR)バブルは,それらのシェル境界内に大質量の星を持つことが知られている。著者らの以前の研究(Haanoka,2019,PASJ,71,6)において,研究領域を全銀河面(0°≦l≦360°,|b|≦5°)に拡大し,内部と外部銀河領域間のIRバブルのシェル形態とIR光度における系統的差異を調べた。本研究では,中赤外域のAKARIとWISE,遠赤外域のHerschelの高空間分解能データを利用して,各IRバブル周辺のダスト成分の空間分布を調べ,星形成活動とIRバブルのダスト特性との関係を検討した。Hanaoka(2019,PASJ,71,6)で研究された247のIRバブルについて,Herschelデータ(|b|≦1°と既知距離)を持つ本研究では165IRバブルを調べた。各IRバブル周辺のピクセル毎のスペクトルエネルギー分布を作成し,多環芳香族炭化水素(PAHs),高温ダスト,暖かいダスト及び冷たいダストから成るダストモデルにより分解した。結果として,内部銀河領域の殻中心からのダスト加熱源のオフセットは,外部銀河領域のそれらより系統的に大きいことを見出した。内部銀河領域における多くの壊れた気泡は,オフセットと中心からの壊れたシェルの方向の間の大きな角度を示す。さらに,内部銀河領域におけるIRバブル周辺のPAH強度と冷たいダスト放射率の空間変動は,外部銀河領域におけるそれらよりも大きかった。これらの結果を星間環境とIRバブルに関連した大質量星の形成機構に照らして論じた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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恒星  ,  星雲 

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