文献

J-GLOBAL ID：202002289435954270   整理番号：20A0181073

鉄筋腐食の生じたRCはりにおける電気防食工法と耐食鉄筋埋込による補修と補強に関する研究

著者 (5件)： 上原子晶久 (弘前大 大学院理工学研究科) ,  笹森修平 (弘前大) ,  三浦翼 (弘前大) ,  鹿島篤志 (住友大阪セメント) ,  近藤洋介 (愛知製鋼 鋼カンパニー)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集(CD-ROM)  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS (CD-ROM))
巻： 19  ページ： ROMBUNNO.98  発行年： 2019年10月 
JST資料番号： L6941B  ISSN： 2434-7396  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート内に埋設したチタンリボンメッシュに外部から電源を供給する電気防食工法と,ステンレス鉄筋の埋込補強工法を最小の手順で行って補修と補強を同時に施工する工法の検討を行った.RCはりに対して電食試験を行い,主鉄筋を腐食させたあとに,電気防食とステンレス鉄筋の埋込を行った試験体を作製した.それら試験体に対して防食電流を通電させたあとに,曲げ載荷試験を行った.実験の結果,かぶりコンクリートの打ち替えの有無が防食電流の通電状況に大きく影響を与えないこと,並びに十分な定着長を有するステンレス鉄筋を埋め込むことによって良好な補強効果が得られることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート構造物 ,  *修理 ,  *陰極防食 ,  矩形梁 ,  電食 ,  金属腐食 ,  断面縮小率 ,  ステンレス鋼 ,  補強工事 ,  並列処理 ,  電気伝導 ,  電流密度 ,  回復電圧 ,  曲げ試験 ,  荷重-変形関係
準シソーラス用語： *断面修復 ,  通電 ,  *鉄筋コンクリート構造物 ,  鉄筋腐食

分類 (1件)： その他の建設工事  (RA07110I)

引用文献 (5件)：

• 上原子晶久,山下拓海,鹿島篤志,山崎大輔: 鉄筋腐食の生じた RC 部材において補修と補強を同時に実現する工法の検討,第71回土木学会年次学術講演会講演概要集,第V部門, pp. 771-772,2016.
• Parvin and T. Syed Shah: Fiber Reinforced Polymer Strengthening of Structures by Near-Surface Mounting Method, Polymers, Vol. 8, e298, 2016; https://doi.org/10.3390/polym8080298
• 土木学会:続・材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能,コンクリート技術シリーズ85,2009.
• 上原子晶久,三浦貴大,福士 怜:塩害劣化期における鉄筋コンクリートはりの連続繊維シートによる補強効果:コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集,第15巻, pp.459-464,2015.
• 日本エルガード協会:最新 コンクリート構造物の電気防食Q&A,新建新聞社,2012.

タイトルに関連する用語 (9件)： 鉄筋腐食 ,  RCはり ,  電気防食 ,  工法 ,  鉄筋 ,  埋込 ,  補修 ,  補強 ,  研究