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J-GLOBAL ID：202002289536512583   整理番号：20A1731414

食物アレルギーによって誘発される腸Microbiotaの調節不全はIgA媒介口腔ジスビオーシスを誘導する【JST・京大機械翻訳】

Dysregulation of Intestinal Microbiota Elicited by Food Allergy Induces IgA-Mediated Oral Dysbiosis

著者 (13件)： Matsui Shohei ,  Kataoka Hideo ,  Tanaka Jun-Ichi ,  Kikuchi Mariko ,  Fukamachi Haruka ,  Morisaki Hirobumi ,  Matsushima Hitomi ,  Mishima Kenji ,  Hironaka Shoji ,  Takaki Takashi ,  Okahashi Nobuo ,  Maruoka Yasubumi ,  Kuwata Hirotaka
資料名： Infection and Immunity  (Infection and Immunity)
巻： 88  号： 1  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0847B  ISSN： 0019-9567  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABSTRACT食品アレルギーは,特定の食品に対する生命を脅かす反応であり,腸における微生物叢不均衡(dysbiosis)は,この疾患の原因と考えられている。一方,宿主免疫応答も疾患において重要な役割を果たす。特に,損傷または壊死性腸上皮細胞から放出されるインターロイキン33(IL-33)は,IL-2産生CD4ヘルパーT(Th2)応答を促進する。しかし,腸と口腔の消化不良と食物アレルギーの間の因果関係は不明である。本研究では,食物アレルギーの発症に対する腸と口のジスビジウムの効果を分析した。食物アレルギーのマウスモデルをBALB/cマウスにおけるオボアルブミン(OVA)注射を介して確立した。生存可能な糞便細菌をマトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF MS)を用いて同定した。分離した糞便細菌によって刺激された結腸-26マウス結腸細胞におけるil33発現は,リアルタイムPCRによって定量化した。マウスの腸T細胞を,フローサイトメトリーによって分析した。唾液IgAレベルを酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)により定量し,IgA結合口腔細菌をフローサイトメトリーにより検出した。糞便細菌の中で,Citrobacter sp.の豊度は,アレルギーマウスの糞便で増加し,結腸-26細胞においてil33発現を誘発した。経口投与Citrobacter koseri JCM1658は全身性アレルギー症状を悪化させ,腸Th17細胞を減少させた。唾液IgAとIgA結合口腔細菌はアレルギーマウスで増加した。上記の結果に基づいて,食物アレルギーは腸と口内障害の両方を誘発した。Citrobacter sp.は腸上皮細胞からのIL-33放出を誘導することによりアレルギー症状を悪化させた。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 食品 ,  大腸菌 ,  *アレルギー反応 ,  壊死 ,  卵白アルブミン ,  結腸 ,  *口腔 ,  *免疫グロブリンA ,  マイクロバイオーム ,  フローサイトメトリー ,  *食品アレルギー ,  CD4抗原 ,  Th2細胞 ,  インターロイキン33 ,  シトロバクター属 ,  微生物
準シソーラス用語： Citrobacter , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 食物アレルギー ,  誘発 ,  腸 ,  Microbiota ,  調節 ,  IgA ,  口腔 ,  誘導