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J-GLOBAL ID:202002289585179790   整理番号:20A0616344

テロメラーゼ特異的腫瘍溶解性アデノウイルスによる免疫調節は抗PD1抗体による抗腫瘍効果を相乗的に増強する【JST・京大機械翻訳】

Immune Modulation by Telomerase-Specific Oncolytic Adenovirus Synergistically Enhances Antitumor Efficacy with Anti-PD1 Antibody
著者 (20件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 794-804  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1762A  ISSN: 1525-0016  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗プログラム死-1抗体(PD-1Ab)のような免疫チェックポイント阻害剤(ICI)を含む単剤療法の臨床的利点は,小集団に限られている。著者らは以前,テロメラーゼ特異的な腫瘍溶解性アデノウイルス,Telomelysin(OBP-301)を開発し,その安全性を第1相臨床試験で確認した。ここでは,免疫原性細胞死(ICD)を誘導するための薬剤としてOBP-301変異体OBP-502の可能性を検討し,CT26マウス結腸癌およびPAN02マウス膵臓癌細胞株を用いてPD-1 AbによるOBP-502の効果を相乗的に増強した。OBP-502は,アデノシン三リン酸(ATP)および高移動性群ボックス蛋白質1(HMGB1)のようなICD分子の放出を,CT26およびPAN02細胞から誘導し,CD8陽性リンパ球のリクルートおよび腫瘍へのFoxp3陽性リンパ球浸潤の阻害を誘導した。OBP-502腫瘍内投与とPD-1 Ab全身投与を含む併用療法は,OBP-502処理腫瘍だけでなく,OBP-502で治療しない腫瘍でも,OBP-502で治療しない腫瘍(いわゆるabscopal効果)を有意に抑制したが,腫瘍ではCD8陽性リンパ球の活性動員が観察された。この併用効果は,肝転移を含むCT26直腸同所腫瘍モデルで観察されたものと類似していた。結論として,テロメラーゼ特異的発癌性アデノウイルスは,ICIとの併用療法の有望な候補である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現  ,  腫ようの実験的治療 

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