抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球規模の気候変動にあって,農業生産を大きく転換せざるを得ない時代がすぐ近くまで迫っているのではないか。また,それに伴って食生活の変化をも覚悟をしなければいけない。「21世紀の作物」と評される熱帯作物のキャッサバは,不良環境に強く高収量であることから,アフリカ,アジアおよび中南米など熱帯の広範囲で栽培されている。キャッサバは,収穫物のすべての部位を利用できる点で,農業・工業的価値は高い。われわれは,将来的な環境変化を見据えて,国内でキャッサバ生産を持続的に営む方法を開発している。また,国産キャッサバからとれるでん粉には他にはない高機能,高品質な特徴があり,今後の地域振興にも期待が持てる。(著者抄録)