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J-GLOBAL ID:202002289725582524   整理番号:20A1537341

薬物再利用スクリーンを介した強力なB型肝炎ウイルス阻害剤としてのレチノイン酸受容体アゴニストの同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of Retinoic Acid Receptor Agonists as Potent Hepatitis B Virus Inhibitors via a Drug Repurposing Screen
著者 (11件):
資料名:
巻: 62  号: 12  ページ: Null  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0802A  ISSN: 0066-4804  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染のための現在利用可能な治療法は,ウイルス血症を効果的に減少させることができるが,非常に少数の患者においてB型肝炎表面抗原(HBsAg)損失を誘発する。また,これらの治療法はウイルス共有結合閉鎖環状DNA(cccDNA)にあまり影響しない。相補的抗HBV効果の新しい薬剤を発見するため,HBV感染初代ヒト肝細胞(PHH)を用い,1,018食品医薬品局(FDA)承認化合物の薬剤再精製スクリーニングを行った。レチノイン酸受容体(RAR)アゴニストのファミリーに属するいくつかの化合物は,有意な細胞毒性なしに用量依存的にHBsAgレベルを低下させた。それらの中で,タザロテンはPHHにおいて30nM未満のHBsAgに対して半最大阻害濃度(IC_50)で最も強力な抗HBV効果を示した。阻害効果はHBV感染分化HepaRG(dHepaRG)モデルでも観察されたが,HepG2.215細胞では観察されず,HBV遺伝子型Aは同様に阻害された。HBV cccDNAとRNAのレベルとHBVプロモーターの活性化によって決定されたように,タザロテンはさらにHBV cccDNA転写を抑制することが示された。さらに,RNA配列分析は,タザロテンがインターフェロン応答を誘導しないが,RARと代謝経路に関連する多くの遺伝子の発現を変化させることを示した。RARαではなくRARβの阻害は,タザロテンの抗HBV活性を有意に減弱し,タザロテンがRARβを介して部分的にHBVを阻害することを示唆した。最後に,HBV DNAレベルに及ぼすタザロテンとエンテカビルの相乗効果を観察した。したがって,タザロテンにより代表されるRARアゴニストは,潜在的新規抗HBV剤として同定された。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
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抗ウイルス薬の基礎研究  ,  消化器疾患の薬物療法  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症の治療 
物質索引 (1件):
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