抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】小児急性骨髄性白血病(AML)の治療におけるダウノルビシン+高トリグリセリド+シタラビン(DHA)とダウノルビシン+シタラビン+エトポシド(DAE)の効果と副作用を調査する。【方法】2010年3月から2015年10月までのAML患者76人(非M3型)の臨床データを遡及的に分析した。化学療法計画に従って、患児をDHA群(n=38)とDAE群(n=38)に分けた。DHA群は以下のとおりである。ダウノルビシン4045mg/m2を静脈点滴し,d1d3;【結果】:3つのスペルメトリンは,2-2.5mg/m2で,d1d7であった。シタラビン100150mg/m2を静脈点滴し、d1d7.DAE群方案は以下のとおりである。ダウノルビシン4045mg/m2を静脈点滴し,d1d3;100150mg/m2,d1d7;エトポシド100mg/m2経口投与、d1d5。両案は28日を1周期とした。両群の患児の短期治療効果、総生存時間(OS)、無イベント生存時間(EFS)と不良反応を比較した。Cox回帰モデルを用い、患児のEFSに影響する独立因子を分析した。結果:DHA群はCR124例、CR31例、PR4例、ORは92.1%であった。DAE群はCR115例、CR23例、PR5例、ORは73.7%であった。2群間のORの統計的有意差が認められた(P=0.033)。DHA群の平均OSは32カ月(95%CI:1336カ月)で、DAE群より20カ月(95%CI:736カ月)で、統計学的有意差があった(P=0.043)。DHA群の中央値EFSは26カ月(95%CI:836カ月)で、DAE群より17カ月(95%CI:536カ月)で、統計学的有意差があった(P=0.011)。DHA群の1例が早期死亡し,DAE群が2例であった。両群の副作用は主に胃腸反応、ヘモグロビン減少、感染と出血などであった。DHA群の患児の3級と3級以上の不良反応の発生率は21.0%、DAE群は28.9%で、統計学的有意差がなかった(P=0.427)。Cox多変量解析により、化学療法方案と遺伝学的危険度分類はEFSの独立因子(P<0.05)であり、DHA方案化学療法と遺伝学的危険度分類低リスクの患児のEFSは比較的に長いことが分かった。【結語】DHA療法は,AMLの治療に有効であり,短期的治療効果を改善し,OSとEFSを延長する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】