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J-GLOBAL ID:202002289765180071   整理番号:20A2479115

CD44+およびCD133+癌幹細胞(CSC)に対する顕著な抗癌活性を示すVEGFR-2阻害剤の発見:肝細胞癌におけるTGF-β誘発上皮間葉転換(EMT)の逆転【JST・京大機械翻訳】

Discovery of VEGFR-2 inhibitors exerting significant anticancer activity against CD44+ and CD133+ cancer stem cells (CSCs): Reversal of TGF-β induced epithelial-mesenchymal transition (EMT) in hepatocellular carcinoma
著者 (2件):
資料名:
巻: 207  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0845A  ISSN: 0223-5234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌(HCC)は新脈管形成を特徴とする悪性腫瘍であり,腫瘍とその隣接感染細胞による血管新生促進因子の産生増強である。これらの調節不全血管新生因子は抗血管新生薬開発の治療標的である。血管内皮増殖因子(VEGF)/VEGFR-2のシグナル伝達経路は,内皮細胞(EC)における血管新生応答を制御するために重要である。本研究では,HUVECにおけるhVEGFおよびhVEGFR-2発現を著しく抑制し,CAMアッセイにおいて有意な抗血管新生効果を示す強力なVEGFR-2阻害剤として新規経口生物利用性化合物VS8を同定した合理的な薬物設計アプローチを実施した。そのうえ,VS8はHCC細胞株(HepG2)でアポトーシスを有意に誘導する。その後,CD44+およびCD133+CSCに対するその有効性を検討した。ここで,VS 8はCSCに対して活性であり,CD44+およびCD133+ CSCにおいて,それぞれΔΔG_0/G_1′およびΔΔS′相での細胞周期の停止に適切であることを見出した。直面的に,形質転換成長因子-β(TGF-β)刺激上皮間葉転換(EMT)は,HCC細胞の浸潤と移動を誘導し,転移を生じる。従って,フローサイトメトリーを用いてEMTマーカーに対するVS8の影響を調べ,VS8がE-カドヘリン(上皮バイオマーカー)を有意にアップレギュレートし,ビメンチン(間葉バイオマーカー)をダウンレギュレートすることを示唆した。さらに,VS8はEMT誘導転写因子(EMT-TF),すなわちSNAILの発現をダウンレギュレートした。まとめると,著者らの知見はVS8が癌治療のための有望な薬物候補であることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう  ,  腫ようの実験的治療 

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