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J-GLOBAL ID：202002290046784590   整理番号：20A1059645

新しい効果的な複合材料を用いた廃水から水銀(II)の除去:硫黄被覆磁性カーボンナノチューブ【JST・京大機械翻訳】

Removal of mercury(II) from wastewater using a new and effective composite: sulfur-coated magnetic carbon nanotubes

著者 (1件)： Fayazi Maryam (Department of Environment, Institute of Science and High Technology and Environmental Sciences, Graduate University of Advanced Technology, Kerman, Iran)
資料名： Environmental Science and Pollution Research  (Environmental Science and Pollution Research)
巻： 27  号： 11  ページ： 12270-12279  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4325A  ISSN： 0944-1344  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫黄被覆磁性多層カーボンナノチューブ(S-MWCNT)複合材料を,容易な加熱プロセスにより,M-MWCNTs上に薄いS層を被覆することにより合成した。調製した超常磁性吸着剤を水溶液から水銀(II)(Hg(II))の取り込みのために使用し,ろ過または遠心分離段階なしで磁気的に分離した。Hg(II)の吸着はpHの増加と共に増加し,pH範囲4.5~8.0でプラトー値に達した。吸着速度は擬二次(PSO)モデルに従い,平衡は3時間以内に到達した。等温線データはLangmuir等温線モデルに従い,S-MWCNT吸着剤の最大吸着容量は62.11mg・g(-1)として得られた。調製された複合材料によるHg(II)の吸着は,ソフト酸としてのHg(II)とソフトベースとしての元素被覆硫黄の間の相互作用によって制御される可能性がある。さらに,銅(II)(Cu(II)),カドミウム(II),コバルト(II),鉛(II),マンガン(II),亜鉛(II),クロム(III)(Cr(III))を含む共存金属イオンは,Hg(II)除去性能に有意な影響を及ぼさなかった。S-MWCNT複合材料は,吸着容量の損失なしに,連続Hg(II)除去後に再利用できることが分かった。さらに,磁性吸着剤はHg汚染廃水試料の処理において高い可能性を有する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  超常磁性 ,  *廃水 ,  *被覆 ,  吸着剤 ,  磁気 ,  *硫黄 ,  *磁性 ,  金属イオン ,  吸着速度 ,  *カーボンナノチューブ ,  多層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： 吸着容量 ,  水銀汚染 ,  鉛(II) , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Hg(II)除去 ,  改質MWCNT ,  硫黄 ,  磁性複合材料

分類 (2件)： 吸着剤  (YB03000W) ,  下水,廃水の物理的処理  (SC03040L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 複合材料 ,  廃水 ,  水銀 ,  硫黄 ,  磁性 ,  カーボンナノチューブ