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J-GLOBAL ID:202002290106856602   整理番号:20A2579234

ラットにおけるカフェインの鼻から脳への直接送達と分布に対する脳脊髄液循環の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Cerebrospinal Fluid Circulation on Nose-to-Brain Direct Delivery and Distribution of Caffeine in Rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号: 11  ページ: 4067-4076  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3686A  ISSN: 1543-8384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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鼻から脳への直接ドラッグデリバリーは,中枢神経系疾患の治療のための効果的な戦略として多くの注目を集めている。鼻腔内投与後,薬物分子は鼻から脳へ直接送達できる。しかしながら,脳へのこの直接デリバリーの詳細な機構は解明されていない。この研究では,鼻から脳への直接デリバリーの効果に与える,脳液循環(リンパ系)の活性化の影響を検討した。リンパ系がいくつかの麻酔処方により活性化されるので,麻酔と覚醒条件下での脳デリバリーと薬物動態の違いをラットで比較した。ウレタン麻酔下,鼻から脳への直接デリバリーは促進されたが,血液脳関門を介した全身循環からの脳取り込みは減少した。加えて,くも膜下脳脊髄液(CSF)に注射されたカフェインの脳取込みと線条体内注射後のカフェインの脳外クリアランスは麻酔下で増強された。鼻腔内投与では,カフェインは鼻からCSFへ直接輸送され,CSF循環により脳実質に送達された。本研究で得られた結果は,鼻から脳への直接デリバリーが麻酔により促進されることを明らかにした。これらの知見は,脳における流体循環が鼻から脳への直接デリバリー後の薬物のより広い脳分布に寄与することを示唆する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 

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